カーポートの設置を計画する際、設置場所や商品選び、そしてサイズの決定は欠かせない重要なステップです。しかし、それ以上に大切なのが、雨樋を通じた雨水の排水処理方法です。この部分をきちんと考慮することで、快適で安心なカーポート生活を実現できます。今回は、雨樋からの雨水処理方法についていくつかのアイデアをご紹介します!
カーポートの土間コンクリートをきれいに保つには?

雨樋からの雨水の排水処理を適切に行わないと、せっかく施工したカーポートのコンクリートが思わぬ影響を受けてしまうことがあります。
雨水の適切な管理が、長く快適に使えるカーポートの鍵となるのです!
カーポートの雨樋からの排水処理には、以下の3つの方法があります。
1.自然排水
雨樋から落ちる雨水をそのまま自然に流す方法です。柱周りには砂利やバラス、化粧砂利、または土を敷きます。メリットは、雨水によるシミが発生しない点です。ただし、デメリットとして雑草や苔が生えやすくなる可能性があります。
2.雨水桝への接続
雨樋の先に大きめのパイプを埋め、地中で雨水桝に直接接続する方法です。見た目がすっきりしており、理想的な方法と言えるでしょう。ただし、施工はコンクリート打設前に行う必要があることや、雨水桝が近くにないと難しい点がデメリットです。新築外構では、この方法がよく選ばれています。
3.雨樋の延長
少し力技ではありますが、雨樋を延長して側溝や花壇、庭に雨水を流す方法です。この方法は、コンクリートをきれいに保てるだけでなく、雨水桝が無くても後付けのカーポートにも対応できます。ただし、見た目がスタイリッシュではない場合があることや、道路から距離がある場合には樋が長くなることがデメリットとして挙げられます。
施工事例


今回の施工では、雨樋の延長を採用しつつ、地中で排水溝に直接流す方法を取り入れました。これにより、すっきりとした見た目を実現することができました!
さいごに
普段何気なく目にしていた雨水の排水パイプが、実は巧妙に工夫されて設置されていると知ると、とても興味深く感じますよね。
雨水の排水でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!
ありがとうございました。