宮下工務店の社長は生粋の大工&職人。
ですが、常に新しい学びを忘れません。
今回社長は新たに「建築物石綿含有建築材調査者」の資格を取得しました!
「建築物石綿含有建築材調査者」って?
石綿(アスベスト)による健康被害が話題になりました。
アスベストは、繊維状けい酸塩鉱物で、天然に産するものなのですが、
その繊維がとても細かいため、石綿などの除去の際、適切に作業が行われないと
細い繊維が飛散して人が吸い込んでしまい、健康被害が報告されていました。
石綿は、昔ははビル等の建築で保温断熱の目的で使われてきましたが、昭和50年に原則禁止。現在では製造なども禁止されています。
実際に石綿の建物があるだけでは有害ではないとされていますが、
崩れたり、また解体などをするときには注意が必要で、専門的な知識と相応の手順が必要になります。
大気汚染防止法・石綿障害予防規則で定められている、建築物の解体・改修などの前に実施する調査を行うの必要な資格が
「建築物石綿含有建材調査者資格」です。
2013年の秋からは、この資格がある人の調査が義務付けられています。
この資格を取るには、所定の講習を受けて、修了考査に合格することが必要になります。
そしてこの度、宮下工務店社長はこの考査に合格し、改めて資格取得に至りました。
安心安全なリフォームのために
建築物に使用されている石綿に起因して発生する健康被害及び健康障害を未然に防止するため、
建築物に使用されている石綿含有建材等に関する調査を精密・正確に実施する専門家の育成が求められています。
リフォームを行うときも、健康に気をつけて危険なことがないように進めたいものです。
これからも、皆様に安心してリフォームや建築を利用していただくために、社長を始めがんばります!