去る10月は、とてもいい天気の日が続きましたね。
外作業、とりわけあとが残りやすいコンクリートの作業などは雨が降るとできないため、
この秋晴れの日にざざーっと進めてしまいました。
さて改めましてですがこの「コンクリート」という素材。
私達の生活に馴染みすぎて、じっくり考えることもなかったかもしれません。
最近では打ちっぱなしのコンクリート壁がシックでおしゃれ!と、デザイン面でも見直されている素材でもあります。
コンクリートが使われるのにはどんな理由があるのでしょう?
こんなにある! コンクリートの魅力
コンクリートは、様々な優れた性能を持っています。
日本で暮らすのに欠かせない耐震性や耐火性に優れているので、安心して暮らすことができますね。
また、気密性や遮音性もあるのあで、周辺の環境によっては建物自体も、
木造より鉄筋コンクリートのほうがおすすめされる場合もあります。
さらに先程も少し触れたようなスタイリッシュなデザイン性、
木には出せない曲線や複雑な形なども、コンクリートならではの特徴です。
今回は車庫に通じる地面のみ鉄筋コンクリートにしています。
車のような重いものに日常的にふまれても強く支えてくれるように鉄筋コンクリートを使うことにしました。
駐車場をアスファルトにするところも多くありますが、耐久性で言えばコンクリート、費用面ではアスファルトという選択になります。
工事費は少しかかりますが、長く使いたい自宅の駐車場はやはり、コンクリートだと安心ですね。
コンクリートはなぜ鉄筋と一緒に使われるの?
よく「コンクリート」といえば「鉄筋」とセットで使われています。
鉄筋…といえば「鉄筋コンクリート」と思わず頭に浮かぶように、もう、一つの単語のようになってしまっていますよね。
この組み合わせにも、理由があるのです。
コンクリートは耐久性が高い…と先ほど言ったのですが、実は弱点もあります。
圧縮には強いのですが、引っ張る力には弱く、そのままだと割れてしまうことも…
対して、鉄筋は引っ張る力にはとても強く、圧縮には弱い性質。
鉄筋コンクリートにしてあげることで圧縮にも引っ張り、どちらにも強い構造になるのです。
上のように、鉄筋を張ってからコンクリートを流し込んでいきます。
手前の機械は「トロウェル」といい、コンクリートをまっすぐにならしてくれます。
まっすぐ揃ったコンクリートは見ていると気持ちが良いですね!
こちらも、完成形を近々SNS等で発信すると思うので、チェックしていてくださいね!