夏休み限定クラフトCAFE『ビー玉迷路を作ろう!』ご参加いただきありがとうございました。

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TOP|ニュース|夏休み限定クラフトCAFE『ビー玉迷路を作ろう!』ご参加いただきありがとうございました。

先日8月9日(土)に、夏休み限定企画として「クラフCAFE」を開催しました!
以前からお客様より「夏休みの木工作品を」とのリクエスをいただいており、その声にお応えして実現しました。

今回はこちらで穴をあけた木枠をご用意し、子供たちには木の棒を使って自由に迷路を設計してもらいました。その後、ペンでデコレーションして、自分だけのオリジナル迷路を作り上げるという体験型のワークショップでした。

素敵な作品がずらり!
皆さん、それぞれに工夫を凝らしながら、真剣な表情でコース作りに取り組んでいます!

ゆるカフェでは、通常の飲み物メニューに加え、夏らしいかき氷もご用意し、多くのお客様に楽しんでいただけたようで嬉しく思っています。

こちらも楽しみにしていただいている、キッズネイルコーナー。夏らしいカラーや、デコレーションが人気でした!
イベントオープン時から多くのお客様にご来場いただき、会場もにぎわっています。

また、今回のイベントではチラシをご覧になった初参加のお客様や、リピーターの方々からのご紹介でいらしたお客様も多く、心より感謝申し上げます。初めてで少し緊張された方もいらっしゃったかもしれませんが、どうぞ気軽にご参加ください。

次回の「クラフトCAFE」でまたお会いできるのを楽しみにしています!ありがとうございました。

8月にフルリノベーション完成見学会を実施します!

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TOP|ニュース|8月にフルリノベーション完成見学会を実施します!

フルリノベーション完成見学会のご案内 ~増える家族に応えるリノベ~

こんにちは!完成見学会のご案内です。

皆さま、暑さ厳しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

この度、宮下工務店では「フルリノベーション完成見学会」を開催する運びとなりました。

新たな住まいのアイデアや工夫を体感できる貴重な機会です。ぜひお気軽にご参加くださいませ。

見どころ

洗濯ストレスゼロの家事動線

スムーズな動線設計と便利なランドリールームで、家事の負担を軽減。

キッチンで日常を贅沢に

機能性とデザイン性を兼ね備えた、料理が楽しくなる空間です。

断熱性能が主役の快適住空間

一年中快適さを保ちながら、環境に優しい住まいを実現します。

開催日程

8月1日(金)、2日(土)、3日(日)

会場

丹波市柏原町
(お申し込みされた方には、詳しい住所を個別にお知らせいたします。)

新築やリフォームをご検討中の方、ぜひこの機会にご見学ください。

詳細やご予約については、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

今からでも遅くない!窓活で夏を快適に

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TOP|ニュース|施工事例|今からでも遅くない!窓活で夏を快適に

梅雨明けが平年よりも早い丹波市。今年も厳しい暑さが予想されますが、皆さん準備はお済みでしょうか?

「今年の夏もクーラーに頼るしかない…」と感じている方に朗報です!実は、今からでも間に合う暑さ対策があるんです。宮下工務店のおすすめ、補助金を利用し、「窓活」で夏を快適に過ごしませんか?

窓を賢く活用する方法を、2種類のスタイルでご紹介します!

インプラス

インプラスはLIXILが提供する内窓で、既存の窓の内側にもう一つの窓を取り付けることで、さまざまなメリットを提供します。アパートなどの住まいにもスムーズに設置でき、1窓あたりわずか60分で完了します。効率的で便利なこの二重窓で、暮らしの快適さをさらにアップさせませんか?

インプラスメリット

断熱効果

熱を伝えにくい樹脂でできた内窓との間に空気の層をつくることで、外気温の影響を受けにくく快適な室内環境を実現します。

結露軽減

外窓の内側に取り付けることで、断熱性が向上し、結露の発生を抑えることができます。結露の原因となる冷たい外気と室内の暖かい空気が直接触れるのを防ぐ役割を果たします。

遮音効果

空気の層のはたらきは、外からの不快な音が室内に入ることや、室内で発生した音が、近隣に漏れるのを抑える防音壁としての役割もあり、快適で静かな住環境づくりにも効果的です。

防犯効果

インプラスを取付けることで、2ロックとなります。窓が二重の住宅は侵入までに時間がかかるため、侵入をあきらめさせる心理効果も期待できます。

紫外線対策

紫外線は、人体や住まいにとって有害な電磁波です。肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせの原因にもなります。「Low-E複層ガラス」は、一般複層ガラスに比べ、より多くの紫外線をカットするため紫外線対策にもおすすめです。

経済性

家の中で熱の出入りが大きいのが窓です。窓の断熱性能がアップすると、住まい全体の断熱性能もアップ。毎月の暖冷房費が約1,670円節約でき、インプラスがお財布にもうれしい効果をもたらします。

施工事例

ペアガラス

ペアガラスとは、複層ガラスの一種で、2枚のガラスの間に乾燥空気や特殊なガスを封入した構造を持っています。この仕組みにより、断熱性や遮熱性が高まり、室内を快適な温度に保つのに役立つんです。また、結露を防ぎ、紫外線もカットする機能があるため、窓際の家具や床の日焼けを防ぐことができます。

ペアガラスメリット

断熱効果

ペアガラスにすると、断熱性能が高くなるため、室内の熱を外に逃しにくくなります。

断熱性能には熱貫流率(1㎡あたり1時間に移動する熱量)という数値が関係しており、ペアガラスにすることで熱貫流率が低くなります。

断熱性能が高くなることで、寒い時期にも室内を快適な温度に保てることに加え、エアコンなどにかかる電気代を節約できます。

遮熱性能が高い

ペアガラスにすると、遮熱性能が高くなるため、室外の熱が室内に入りにくくなります。

遮熱性能には日射熱取得率(太陽の日射熱が日よけやガラスを通して室内側へ入り込む割合)という数値が関係しており、ペアガラスにすることで日射熱取得率が低くなります。

日射熱取得率が低くなると、夏の熱さや冬の寒さなど外の気温の影響を受けにくくなるため、エアコンやストーブなどの空調効果を高められます。

紫外線カット率が高い

ペアガラスは通常のガラスより紫外線カット率が高いです。紫外線をカットできると、床や畳、家具の日焼け防止にもなるため、築年数が経過しても家具へのダメージが少なく、メンテナンス費用や買換え費用を抑えられるでしょう。紫外線カット率はガラスの組み合わせによっても異なります。

結露対策

ペアガラスは室内側のガラスと室外側のガラスの間に空気の層があるため、室内と室外の温度差が小さくなり、結露を防止します。

経済性

アガラスは断熱性が高く、省エネ効果が期待できるガラスです。これにより、冷暖房の効率がアップし、光熱費の節約にもつながります。室内外の温度差を小さくし、結露を防ぐため、健康面にもメリットがあります。

※ペアガラスにもいくつか種類があり、こちらは『Low-Eペアガラス(アルゴンガス)』の説明になります。

施工事例

インプラスとペアガラスの選び方

インプラスもペアガラスも、どちらも断熱性が高く省エネ効果が期待できます。それぞれに使い勝手や防音・遮音性能の違いがあるため、選び方次第で快適さが変わります。また、費用面や既存の窓枠への対応の可否なども重要なポイントです。詳しくはぜひご相談ください!

こんな方にはインプラスがおすすめ

断熱効果だけでなく、防音・遮音性能も求める方、特にアパートにお住まいの方にぴったりです。また、短時間で設置できる手軽さや、コストを抑えられる点も魅力です。

こんな方にはペアガラスがおすすめ

現在の窓のデザインや使い勝手をそのまま維持したい方や、掃除や開閉の手間を減らして快適に暮らしたい方に特に適しています。

インプラスとペアガラスの組み合わせもできる

インプラスとペアガラスを組み合わせることで、断熱性がさらに向上し、抜群の効果が得られます。この工夫により、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現できます。また、結露防止効果も高まり、窓周りを清潔に保つことが可能です。この賢い組み合わせで、暮らしをもっと快適にしてみませんか?

窓活を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。快適な住まいづくりをお手伝いします。

 

 

理想の空間に出会うキッチンリフォーム

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TOP|ニュース|施工事例|リフォーム|施工事例|理想の空間に出会うキッチンリフォーム

キッチンリフォームは、特に人気の高い分野のひとつです。水回りは使用頻度が高く、老朽化や機器の故障、使い勝手の悪さをきっかけにリフォームを検討されることが多いです。さらに、キッチンは家の中でも長く過ごす場所であるため、快適で美しい空間で料理を楽しみたいという思いが多くの方に共通しています。

機能性の向上を目指すだけでなく、デザインを一新することで住まい全体の雰囲気をより魅力的に変えることができるのも、キッチンリフォームの大きな魅力ですね。

キッチン選びに悩んでいる方も、いつか理想のキッチンを実現したいと思っている方もぜひご覧ください。多彩なデザインやアイデアを盛り込んだ事例が満載です。自分らしい暮らしを彩る、とっておきのキッチンを見つけるお手伝いができたら嬉しいです。

キッチン事例

 

こちらは何十年もの間、大切に使われてきたクリナップ製のキッチン。
お客様からは、「まだまだ愛着はあるけれど、もっと使いやすくて、今の暮らしに合ったキッチンにしたい」というご相談をいただき、リフォームのお手伝いをさせていただくことに。
時の流れを感じるレトロな雰囲気と、長年の頑張りが伝わる空間です。こちらを大幅にアップデートしました。キッチンは同じクリナップ製の『ラクエラ』を採用しました。

冷蔵庫スペースを造作で壁で区切り、壁の隙間には棚兼ゴミ箱置きを設置するなど、細部にまでこだわりました。

同じクリナップだからこその安心感と、確かな進化を感じました。

↓クリナップラクエラの詳細はこちら

https://cleanup.jp/kitchen/rakuera/

こちらのお家は若夫婦さんが、1階の2間の和室をLDKにして住まわれるという事で、リフォームさせていただきました。

こちらのキッチンはパナソニックキッチン『ラクシーナ』を採用しました。

↓パナソニックラクシーナの詳細はこちら

https://sumai.panasonic.jp/kitchen/lacucina/

こちらは、古くなったLDKをグレードアップするべくリノベーションをご依頼いただきました。

キッチンスペースも広く、システムキッチンも大きく広いものを使用されていましたが、古くなってきたこともあり一層されることに!

リノベーション後は、キッチンにクリナップの『セントロ』を採用。キッチンスペースとなる天井部分にはグレードの高い「レッドシダー」というヒノキ科の杉板を使用し、レッドシダーの特徴である濃淡を生かして温かみと奥行きを演出。天井部分のアクセントとなり、とても素敵になりました!

レッドシダーは「ヒノキチオール」という成分を豊富に含んでいて、水に濡れても腐敗しにくく、天然の殺菌剤といわれるツヤ酸も大量に含有しているため、抗菌性・耐久性に非常に優れています。

そのレッドシダーをキッチンの天井に採用することで、耐久性に期待です。

↓クリナップ『セントロ』の詳細はこちら

https://cleanup.jp/kitchen/centro/

こちらのお客様は、ショールームで見つけたお気に入りのキッチンでリフォームをご希望でした。

L型からシンプルなI型キッチンへ、ショールームの様なキッチン空間にしたいとのご依頼です。

■ショールームでのキッチン選びについて

実際にショールームでキッチンの使い勝手やデザインを確認することが大切です。特に扉やワークトップの質感や高さなどをチェックすると良いでしょう。ショールームでの見学はカタログやネットではわからない質感、色味、使い勝手を体験出来るので理想のキッチンを実現するための大切なステップですね。

こちらのキッチンは60代のご夫婦で、老朽化によりキッチンを今風にしたい!ということで、外装はそのままで、内装全体のリフォームのご依頼でした。

造作家具キッチンのカウンターも手掛けさせて頂きました。
宮下工務店では、お客様のご要望をお聞きし、図面化して
丁寧な打ち合わせをいたしますので、お客様のイメージに
ピッタリの家具を造ることができます!

現代的で快適なキッチンになり、毎日のお料理が楽しくなりますね。

今回は、居心地の良いキッチンへのリフォームをご希望されたお客様からのご依頼で、タカラの高品位ホーローを使用したシステムキッチン「トレーシア」を採用しました。温かみのある理想の空間になりました!

タカラスタンダードの高品位ホーローキッチンは、耐久性と清掃のしやすさが特徴です✨ ホーローはガラス質の素材を鉄板に焼き付けているので、傷や汚れに強く、長期間美しい状態を保つことができます。また、色やデザインのバリエーションが豊富で、キッチンを好きなスタイルに仕上げられるのも魅力的です。さらに、耐火性や防水性もあり、安心して使える素材です。

自然と人々が集まる、明るくて心地よいキッチンに仕上がりましたね!
温かさと快適さが調和した空間が完成しました✨

↓タカラスタンダード『トレーシア』の詳細はこちら

https://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/treasia/

こちらはアパートの改修工事により、キッチンをリフォームさせていただきました。

LIXILのシエラSを採用し、スリムでスタイリッシュなデザインが空間を際立たせています。
水回りは汚れが流れやすい設計になっており、快適なキッチンワークを実現。
シンプルで明るい色味が、部屋全体に洗練された雰囲気をもたらしていますね。
入居されるお客様にもきっと満足いただける、魅力的な空間になりました。

↓LIXILのシエラSの詳細はこちら

\/https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/shiera/

おわりに

宮下工務店では、お客様のライフスタイルに合わせたキッチンの配置レイアウトをご提案いたします。家電の使い勝手を考慮したコンセント位置の設計から、最新の器具による利便性や省エネ性能の向上まで、快適で機能的な空間づくりをお手伝いいたします。理想のキッチンを実現するために、ぜひ私たちにご相談ください!

カーポート雨樋からの賢い雨水処理術

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TOP|ニュース|施工事例|外構|施工事例|カーポート雨樋からの賢い雨水処理術

カーポートの設置を計画する際、設置場所や商品選び、そしてサイズの決定は欠かせない重要なステップです。しかし、それ以上に大切なのが、雨樋を通じた雨水の排水処理方法です。この部分をきちんと考慮することで、快適で安心なカーポート生活を実現できます。今回は、雨樋からの雨水処理方法についていくつかのアイデアをご紹介します!

カーポートの土間コンクリートをきれいに保つには?

コンクリート土間に残る雨水の跡

雨樋からの雨水の排水処理を適切に行わないと、せっかく施工したカーポートのコンクリートが思わぬ影響を受けてしまうことがあります。

雨水の適切な管理が、長く快適に使えるカーポートの鍵となるのです!

カーポートの雨樋からの排水処理には、以下の3つの方法があります。

1.自然排水


雨樋から落ちる雨水をそのまま自然に流す方法です。柱周りには砂利やバラス、化粧砂利、または土を敷きます。メリットは、雨水によるシミが発生しない点です。ただし、デメリットとして雑草や苔が生えやすくなる可能性があります。

2.雨水桝への接続


雨樋の先に大きめのパイプを埋め、地中で雨水桝に直接接続する方法です。見た目がすっきりしており、理想的な方法と言えるでしょう。ただし、施工はコンクリート打設前に行う必要があることや、雨水桝が近くにないと難しい点がデメリットです。新築外構では、この方法がよく選ばれています。

3.雨樋の延長


少し力技ではありますが、雨樋を延長して側溝や花壇、庭に雨水を流す方法です。この方法は、コンクリートをきれいに保てるだけでなく、雨水桝が無くても後付けのカーポートにも対応できます。ただし、見た目がスタイリッシュではない場合があることや、道路から距離がある場合には樋が長くなることがデメリットとして挙げられます。

施工事例

まず排水溝を設置し、カーポートの地面をコンクリートで整備します。
カーポートの水はけをよくするため、透水パイプを用いて地面の水を排水し、さらに雨桶を延長して排水溝へ適切に導きます。

今回の施工では、雨樋の延長を採用しつつ、地中で排水溝に直接流す方法を取り入れました。これにより、すっきりとした見た目を実現することができました!

さいごに

普段何気なく目にしていた雨水の排水パイプが、実は巧妙に工夫されて設置されていると知ると、とても興味深く感じますよね。

雨水の排水でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね!

ありがとうございました。

 

『クラフトCAFE2nd』イベントレポート

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TOP|ニュース|『クラフトCAFE2nd』イベントレポート

いつもお世話になっているお客様も、初めてご来店いただいた皆さまも、本当にありがとうございました。
2回目を迎えたクラフトCAFEでは、前回よりもさらに多くの体験をご用意し、より楽しんでいただける空間を目指しました!
お客様から、『素敵なイベントがあると聞いて来ました!』と、口コミで広まっていたことを知り、とても嬉しく思いました。なかなか普段は体験できないような特別なひとときを過ごしていただけたのではないでしょうか。 ふらっと立ち寄って、お茶を飲みながらゆったりとした時間を楽しめる、そんな癒しの空間になっていたら幸いです。


今回は、小西左官店の小西様にご協力いただき、珪藻土コースター作りの体験を開催しました。さらに、クリナップ様や伊丹産業様にもご参加いただき、イベントをより一層盛り上げていただきました。皆さまのお力添えのおかげで、素敵な時間を共有することができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

次回の『クラフトCAFE』の開催に向けて、新たな企画を進めてまいります。より楽しく、充実した時間を皆さまと共有できるよう、心を込めて準備いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

宮下工務店のクラフトCAFE第二弾開催決定!

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TOP|ニュース|宮下工務店のクラフトCAFE第二弾開催決定!

 お待たせしました!大好評だった「クラフトCAFE」第二弾のご案内です!

✨ 開催日: 2025年4月12日(土)  
✨ 時間: 10時~16時       
✨ 会場: 丹波市春日町中山192-1

今回の目玉は、前回のアンケートで最も人気だった「左官体験」!オリジナル珪藻土コースターをDIYで作れます。さらに、新たな挑戦として、木製踏み台や竹踏み器のDIY体験も登場!

写真は前回のスパイスラック作製の様子です。

そして、前回ご好評いただいた、宮下社長による包丁研ぎ、福祉ネイル、住まいのなんでも相談会も引き続きお楽しみいただけます。

切れ味が鈍くなってしまった包丁はありませんか?宮下工務店の社長が、一本一本丁寧に心を込めて研ぎ直します。 

福祉ネイルは子供さんだけでなく、どなたでもご利用できます!この機会にぜひ一度体験してみてくださいね。

住まいのなんでもご相談会は、普段の生活での気になることやお困りごとを、この機会にぜひプロにご相談ください! 丁寧にアドバイス頂けます!     

今回は特別ゲストとして、クリナップさんと伊丹産業さんが参加し、メーカー実演コーナーも開設予定です!

お飲み物やお食事もご用意しております 。 お茶を飲みながら、のんびり楽しい一日をお過ごしください。お待ちしております。

浴室リフォームで快適なバスタイムを実現!

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TOP|施工事例|リフォーム|施工事例|浴室リフォームで快適なバスタイムを実現!

浴室のリフォームは、日々の暮らしに快適さと癒しをもたらす大切なプロジェクトです。古くなった設備やデザインを刷新するだけでなく、安全性や機能性、環境への配慮を考慮したリフォームは、住まい全体の価値向上にもつながります。浴室リフォームのポイントは、家族全員が長く快適に使えるお風呂を作ることです。そのためには、快適さやお手入れのしやすさに加え、バリアフリーなど安全性への配慮も欠かせません。

自分自身のライフスタイルに合ったデザインと機能性を追求することが、満足度の高い仕上がりを実現する鍵となります。

あなたの理想のバスルーム作りのお手伝いをさせていただきますので、少しでも参考になれば嬉しいです!

リフォーム前にお風呂の種類を把握しよう

お風呂と一口にいっても、ユニットバス、ハーフユニットバス、在来工法の3種類に分けられます。お風呂の種類と特徴を把握した上で、具体的なリフォーム内容を検討しましょう。

ユニットバスの特徴

ユニットバスとは、浴槽や洗い場、壁、天井がセットになった既製品の浴室です。

各パーツを組み立てるだけでリフォームが完成するため、工事期間が短く、費用も比較的安く抑えられます。全体的に継ぎ目がない構造で、水漏れしにくいこともユニットバスの特徴です。ただし、パーツの大きさが決まっているため、浴室のサイズに合わないケースもあります。

トイレや洗面付きの浴室をユニットバスと認識している方も多く見受けられますが、誤った認識であるため注意しましょう。トイレや洗面の有無にかかわらず、工場で作ったパーツを組み立てた浴室をユニットバスと呼びます。

なお、トイレ、洗面、浴槽が付いているユニットバスは3点ユニットと呼ばれています。

ユニットバスは、パーツを組み立てるだけで浴室が完成するので、施工期間が短く、費用が安価であることが特徴です。

在来工法の特徴

在来工法は、ユニットバスのような既製品ではなく、職人が手作りするオーダーメイドの浴室を指します。主に自然素材を使用し、デザインの自由度が高いのが特徴で、昔ながらのタイル貼りの浴室や旅館に多い石貼りの浴室が該当します。

主なメリットとして、部屋の大きさや素材選びに柔軟に対応できることが挙げられます。また、和風の趣や温もりを感じられる魅力もあります。一方、費用が高額で工事期間が長く、経年劣化による問題が発生しやすい点は注意が必要です。

ハーフユニットバスの特徴

ハーフユニットバスとは、浴槽の高さまでをユニットバスで施工し、浴槽から天井までは在来工法で仕上げる工法です。この組み合わせにより、ユニットバスの利便性と在来工法の柔軟性を活かした快適な浴室を作ることができます。

ユニットバスは床・壁・天井が規格化されているため、特殊な形状の浴室には対応できないことがあります。しかし、ハーフユニットバスなら、天井の傾斜や壁の出っ張りなどの空間にも間取りを変更せずにリフォームが可能です。

注意点として、下半分はユニットバス規格で作られているため、浴槽と洗い場の位置がずれることがあり、その場合は浴室全体を調整する追加工事が必要になることがあります。これが費用を押し上げる要因になることも。

さらに、壁や天井の湿気対策が特に重要で、適切に施工しないと部材の劣化につながる可能性があります。

この工法は、利便性とデザイン性を兼ね備えたリフォームを検討している方におすすめです。

施工事例

施工事例1

こちらのお客様は、浴室&洗面室のリフォームをさせていただきました

元々の浴室は経年の劣化もあり、かなり古く
暗い印象で、冬にはさむ〜いタイル貼り…
これはヒートショックを起こす原因にも…

そこで、リフォーム!

浴室にはタカラスタンダードの
ピッタリサイズグランスパを採用

これで、寒い冬も凍えるような寒さは無くなり、綺麗でお手入れしやすく、快適な空間に仕上がりました!

施工事例2

こちらのお客様は、10年前に設置された浴室を丁寧に使われており非常にきれいな状態でしたが、新たにご家族と同居されることをきっかけに、思い切ってリフォームされることとなりました。

こちらの浴室もタカラスタンダード、

ピッタリサイズグランスパを採用させていただきました!

お掃除しやすく丈夫で温かいお風呂。

壁の前面、側面など、ホーロー製の浴室パネルを使って

マグネットアイテムを活用しています。

お風呂のリフォームと適したタイミングとは

一般的に風呂の寿命は15年~20年であり、このタイミングでリフォームをするのがおすすめです。給湯器の寿命は10年~15年と短いため、2回目の交換時にリフォームしても良いでしょう。

ただし、寿命はあくまでも目安であり、使用頻度やお手入れによって寿命のサインが出ることもあります。タイルや浴槽などにヒビが入る、カビが発生する、換気扇の効果が落ちる、排水溝から臭いが生じる、といったサインが代表的です。

 リフォームせずに放置すると、湿気や水分による木材の腐食、白アリ発生など、家屋にも被害がおよぶ危険性があります。そのため、寿命のサインが出た時点で、早めにリフォームをしましょう。

 また、冬の寒さ対策や家族の介護など、利便性の面でリフォームするケースもあります。

おわりに

宮下工務店では、お客様とショールームで理想のプランをともに作り上げ、浴室リフォームの工期短縮に全力で取り組んでおります。入浴できない期間を可能な限り短くすることで、快適な暮らしをお届けします。 

また、お客様一人ひとりに寄り添いながら、細やかな対応を心がけています。浴室リフォームのご相談は、ぜひ宮下工務店にお任せください!理想のバスルーム作りを心を込めてお手伝いさせていただきます。

今ある窓に簡単取り付け「内窓」ず~と快適生活

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TOP|施工事例|その他|ニュース|今ある窓に簡単取り付け「内窓」ず~と快適生活

今年度は沢山の窓リノベのご依頼をいただいて工事させていただいています。

施工時間わずか60分

インプラスの内窓設置工事は、窓リノベーションの中でも特に簡単に行える方法です。この内窓はアパートなどでも取り付け可能で、工事に費やす時間は1窓あたりわずか60分で完了します。さらに、窓を交換するよりも費用が安く済むため、大変人気の施工方法となっています。

インプラスとは?

今ある窓の室内側にプラスする樹脂製窓です。
断熱効果や防音効果を生み出し、暑さ寒さのお悩みを解消します。防犯にも効果的です。

今回はこちらのインプラスを使用した施工時事例をご紹介させていただきますね!

施工事例1

施工事例2

施工事例3

結露の問題でお悩みのお客様の多くが、手軽に設置できる内窓を選んでいます。内窓の設置により結露が解消され、快適な環境が実現します。また、結露が多いとカビの繁殖や窓枠の腐敗が進み、お掃除が大変になることから、内窓を選ぶ方が増えています。

インプラスの効果

実は、内窓インプラスには結露防止だけでなく、たくさんのメリットがあります。ここで、その魅力をご紹介させていただきますね。

断熱効果

今ある窓とインプラスの間の空気の層が断熱材に

熱を伝えにくい樹脂でできた内窓との間に空気の層をつくることで、外気温の影響を受けにくく快適な室内環境を実現します。

遮音効果

空気の層が防音壁となり、気になる音を半減

空気の層のはたらきは、外からの不快な音が室内に入ることや、室内で発生した音が、近隣に漏れるのを抑える防音壁としての役割もあり、快適で静かな住環境づくりにも効果的です。

防犯効果

二重の窓で防犯性や安全性を高める

インプラスを取付けることで、2ロックとなります。窓が二重の住宅は侵入までに時間がかかるため、侵入をあきらめさせる心理効果も期待できます。

その他の効果

結露軽減

既存の窓とインプラスの間に生まれる新しい空気層。室外と室内をしっかりと隔てる構造になるため、大きな断熱効果となります。外気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を大幅に抑え、お掃除ラクラクの快適な毎日に変わります。

UVカット

紫外線は、人体や住まいにとって有害な電磁波です。肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせの原因にもなります。「Low-E複層ガラス」は、一般複層ガラスに比べ、より多くの紫外線をカットするため紫外線対策にもおすすめです。

経済性

家の中で熱の出入りが大きいのが窓です。窓の断熱性能がアップすると、住まい全体の断熱性能もアップ。毎月の暖冷房費が節約でき、インプラスがお財布にもうれしい効果をもたらします。

おわりに

宮下工務店では、施工を行うお客様に対して、断熱性の向上や結露対策について丁寧にご説明しています。この機会に補助金を活用し、窓のリノベーションでさらに快適な生活をお楽しみくださいね。

カーポート後付けでも大丈夫!安心してお任せください【施工事例集】

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愛車を雨風、雪、日差しなどから守るために有効なカーポート

新築時、同時に設置するのも理想ですが、家族の成長に伴い「サイズの大きい車に乗り換えた」「駐車台数が増えた」など ” 後から” カーポート設置を考えられるお客様もおられる事と思います。

そんな時はミヤコーにご相談ください!

今回は「後付けカーポート」の施工例をご紹介いたします。

施工例①



こちらは砂利の敷地内に2台分の駐車が可能なカーポートを設置しました。
設置場所が勾配のある敷地だったため、擁壁を作り土間コンクリートを流し込み、駐車場内に砂利などが流れ込まないように配慮しました。このように、どのような場所でも設置が可能です。

今回、採用したカーポートは
LIXILのカーポートSW 1500タイプ 60-60型
2台用のカーポートになります

LIXILのカーポートSW 1500タイプ 60-60型の特徴

風に強い!

業界最高水準の耐風圧強度を実現
日本に上陸する台風は年々強大化しており、カーポートの強風対策がこれまで以上に重要視されるように。そこで、カーポートSWは「基準風速V0=46m/s」という業界最高水準の強度を標準で設定。
万一の台風 ・ 強風に対しても実力を発揮します。

雪に強い!

選べる2つの耐積雪強度ラインアップ
積雪量は地域によってさまざまで、カーポートに求められる強度も均一ではありません。カーポートSWは、そんな地域ごとのニーズに応えるために、強度別に2つのタイプがあります。

900タイプは積雪30cm
1500タイプは積雪50cm

豪雪地の丹波地域では1500タイプを推奨。


頑丈で安心の駐車スペースになりました。
2台分の駐車スペースの中央に目地を入れ
駐車の目印に便利な車止めも設置しています。

砂利も追加して外観新たに快適な空間になりました。

施工例②

こちらは、カーポートと土間コンクリートを施工していきます!

現在は砂利付きスペースに車を2台駐車しており、かつては緑豊かだった芝生も今では土が顔を出しています。



地面を12cmほど堀削してから砕石を入れ、ワイヤーメッシュ筋を張ってから、コンクリートを流し込みます。この様に多層構造にすることで強度を高め、お車など重量の重いものが乗っても強度を保てるようにしています。

土間コンクリート仕上げにはいくつかの種類がありますが、駐車場には今回のように凹凸のある「刷毛引き仕上げ」が使用される事が多いです。雨の日の転倒防止になります。


■コンクリート目地の施工について■
目地はコンクリートにはなくてはならない存在です。
目地の役割として、

➀コンクリートは温度により伸縮するため
 ひび割れ防止に目地を取り付けます
②コンクリート駐車場の水はけを良くする。
③駐車場のアクセントやお家に合わせたデザインとしても
 楽しめます。

カーポートや土間コンクリートには車を直射日光、土や石などから守る役目や雨の日の乗り降り、車内の温度上昇を抑えて快適な車内環境が保てます。また雪の日は霜が付くのを防いだり、積雪の軽減をしてくれます。コンクリートにすることで、駐車場の雑草の除去などメンテナンスも楽になり、メリットは沢山あります。

設置には費用もかかるので、予算とのバランスも重要です。

また、雪などに対する強度がある商品を選定し、カーポートの設置位置についても丁寧にお客様と打ち合わせを行いますので、安心してお任せください。

カーポートの設置にお考えの方はぜひMIYAKOにご相談下さいね。

DIYリノベの一部をプロにお任せ!

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「DIYで自宅をリノベーションしたい」「自分でリノベーションして愛着のある我が家にしたい」と考える方は多いのではないでしょうか。近年のDIYブームにより、セルフリノベーションを検討する方が増えています。

セルフリノベーションを楽しむ方の中には、仕上がりの良し悪しよりも、自分たちで作り上げたという事実の方を重要視する方も少なくありません。

しかし、ご自身で工事して、思わぬトラブルへ発展する可能性は否めません。

どこまでをプロに任せ、どこまでを自分でやるかの線引きは難しいものです。「予算」「時間」「自分でやりたい」という要素が絡み合います。ご自身で自宅をリノベーションする場合、セルフリノベーションする部分とプロに任せる部分を分けることがポイントです。

ここでは、セルフリノベーションにおすすめの工事とそうでない工事についてもお話しします。ご自宅の改修を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

セルフリノベーションのメリット

1.コストを抑えられる

セルフリノベーションでは、施工費がかからないため、総コストを大幅に削減できます。最近ではホームセンターで工具をレンタルできるサービスもあり、道具を揃える手間もありません。そのため、限られた予算内でリノベーションができます。

2.マイペースに進められる

リノベーションにかける時間をご自身で決められるので、納得するまでプランの検討や材料選び、ディテールの仕上がりにまでこだわれます。

3.部屋に愛着が湧く

セルフリノベーションがお好きな方の中には、仕上がりの良し悪しよりも、自分たちで作り上げたという事実の方を重要視する方も少なくありません。

4.DIYの自信がつく

トライ&エラーを繰り返すことで、DIYの技術や知識が向上します。定期的にリノベーションを行うことで腕に磨きがかかり、将来プロに依頼する際も作業工程の理解が深まり、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。

5.材料のメーカーや商品が制限されない

リノベーション会社に工事を依頼すると、保証の関係で使用できる建築材料や設備機器が制限されることがあります。しかし、セルフリノベーションならばどんな材料や機器でも自由に選べます。セール品、海外ブランド、ユーズド品など、幅広い選択肢からお気に入りのものを取り入れることができます。

セルフリノベーションのデメリット

1.全てDIYするのは難しい

セルフリノベーションには工事内容や範囲に限度があります。「DIYの技術に自信がある」という方でも、全ての工事を自分で行うことは難しいです。有資格者でないとできない作業もあり、例えば電気工事やガス管、給排水管の移動には専門知識や技術が必要です。

2.プロに任せるより時間・期間がかかる

プロの施工業者と比較すると、セルフリノベーションでは完成までにどうしても時間がかかってしまいます。プロが1日で終える作業でも、一般の方には1週間ほどかかることがあります。さらに、やり直しが必要になると、労力はさらに増えてしまいます。

そのため、セルフリノベーションを行う際には、期限を設けずにゆっくりと進めることをおすすめします。

3.商材によってはプロが買うより価格が高い

工務店などは資材や機器を大量に購入するため、一般の方よりも安く入手できます。そのため、自分でリノベーションすると材料費が安くなるとは限りません。良い材料を使用したい場合、自分で揃えることで逆にコストが高くなる可能性もあります。セルフリノベーションで削減できるのは主に施工費であることを理解しておきましょう。

4.工事内容によっては大きなトラブルになる可能性がある

セルフリノベーション中に給水管を傷つけて水漏れを起こしたり、管理規約で禁止されている工事をしてしまったというトラブルもあります。作業に慣れていないと不具合や失敗が発生する可能性があるため、注意が必要です。コストを抑えるために行ったセルフリノベーションが大きなトラブルを招くと、是正工事に余分な費用がかかることもあります。

5.仕上がりにはどうしてもプロと差が出る

いくら上手にできても、プロと比べると仕上がりに差が出てしまいます。例えば、壁紙の張り替えでは、完成直後はきれいでも乾くと繋ぎ目が空いてしまうことが多いです。プロは湿度や温度を考慮して材料を調整しますが、一般の方が同じクオリティで仕上げるのは難しいです。

6.完成後に再工事が必要な可能性がある

自分でリノベーションしても、再び解体して工事しなければならない可能性があります。よくあるケースとして、きれいにリノベーションした後に壁に結露によるカビが生えることがあります。断熱性などの根本的な性能が不足していると、後から工事をやり直さなければならなくなることがあります。

7.補助金・減税制度・リフォームローンが利用できない可能性がある

セルフリノベーションは補助金や減税制度の対象外になる可能性があります。特に断熱、省エネ、耐震性能の基準を証明するのは難しいため、これらの利用を検討している方はプロに任せることをおすすめします。また、リフォームローンの審査には業者見積もりが必要なため、セルフリノベーションでは融資を受けられないことがあります。

セルフリノベーションおすすめ工事

これらはあくまで一例ですが、共通しているのは「構造躯体や共用部分に影響を及ぼさない」工事である点です。

紹介した工事は、万が一失敗しても他に影響が少ないため、初心者でも比較的チャレンジしやすいでしょう。ただし、内装ドアや内窓、カーテンレール、ブラインドの設置には、材料を発注する際の正確な採寸が必要ですので、事前にやり方を十分に調べておくと良いでしょう。

プロに任せたほうがいい工事

プロ級のDIY技術を持っていても、これらの工事はおすすめできません。なぜなら、戸建住宅では耐震性などの重要な性能に支障をきたす恐れがあり、マンションでは共用部分にキズをつける可能性があるからです。

さらに、少しのミスで漏水や漏電を引き起こすリスクもあります。また、大掛かりな工具を使う作業はケガや事故につながる可能性もゼロではありません。

実際の施工例①

こちらの施工事例では、古民家を購入し移住された家主さまをご紹介します。

母屋はご自身でDIYリノベーションされています。

離れのお部屋も自分たちでリノベーションに取り組まれていましたが、和室と洋間を繋ごうとしたところで力尽き、ご依頼をいただくことになりました。

和室と趣味部屋はフローリングにするため、床板の施工を行います。フローリング材や壁材については、お客様のこだわりに応じてご自身で仕上げていただきます。

宮下工務店では、細やかなご相談に応じながら施工内容を決めていきますので、DIYで難しい部分や重要な部分だけをお任せいただくことも可能です。

実際の施工例②

次の施工事例は、DIYがご趣味のお客様が家の横に遊び部屋を増築したいとのご依頼があり、お手伝いさせて頂きました!ブロック塀はお客様の方で積まれ、後の作業をプロの方にお願いしたいとのことで、建て方のみ請け負いました。


窓枠の取り付けまで対応させて頂き、後はお客様自身で内装、外装の仕上げをDIYされました。
個人で施工するには木材のカットや、構造上危険も多く、難易度が高いです。
お客様ができる範囲の作業までされて、危険な作業や個人でするには大変な作業は、是非プロにお任せ下さい!

お客様がDIYである程度の作業を進められた後に、途中で進められなくなった場合でも、施工の続きはお任せいただけます。ただし、解体して一から施工し直すこともあり、その場合は費用が増えることもあります。DIYをされる際には、どこまでをお客様ご自身で行い、どこからをプロに依頼するのか、あらかじめご相談いただけると幸いです。

住みながらリフォーム!?

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「住んでいる家をリフォームしたいけど、工事中の住まいはどうすればいいのか悩んでいませんか?実は、リフォームの規模にもよりますが、住みながらリフォームを行うことが可能です。

こんな大規模なリフォームでも「住みながらリフォーム」ができるんです。

お家の老朽化により、床材が沈んで危険だったため、改修のご依頼をいただきました。キッチン、洋室2間、廊下をバリアフリーにするため、骨組みから撤去して施工しました。

こちらの家主様は80代の方で、リフォームに伴う仮住まいへの移動が難しい状況でした。そこで、住みながらのリフォームを提供させていただきました。

こちらのお客様も現代風で快適なお家にリフォームされたいと、洋室2間、和室1間、勝手口、廊下、トイレ、外壁リフォームなど大規模なリフォームでしたが、「住みながらリフォーム」していただけました。

実は「住みながらリフォーム」はメリットが沢山

引っ越しの手間や費用が不要

住みながらリフォームするなら引っ越す必要がないため、荷物をまとめたり、仮住まいを探したりする手間と費用をかけずに済みます。

リフォームの進捗の確認ができる

住みながらリフォームすると工事の進捗具合が分かり、自宅が日々新しくなる様子を楽しみながら確認できます。住んでいた家の知らない魅力を発見できたり、変化の過程を見て愛着が湧いたりもするでしょう。変化する様子をそばで見守れるため、安心感もあります。

防犯対対策になる

リフォーム中は様々な人が出入りするため、空き巣に入られる可能性があります。特に外壁・屋根塗装の場合、家全体を養生で覆うため周囲から見えづらくなり、足場によって2階からも侵入できるようになるため、空き巣のリスクが高まるでしょう。

住みながらリフォームならば、家を完全に空ける時間が少なくなるため防犯になります。

不安や疑問はその場で確認!

作業員と長時間同じ空間にいるため、コミュニケーションをとる機会が多くなります。気になることや進捗確認などはこまめに行っておくとトラブル回避にもなります。

おわりに

住みながらのリフォームは何度も業者が出入りするため、信頼できる会社に依頼することが大切です。打ち合わせを通して信頼性を確認すれば、工事期間中の不安やストレスも緩和されます。住みながらリフォームはMIYAKOUにお任せください!

人気の外壁サイディングの魅力

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近年、住宅で多く見られる外壁は、サイディングと言われているものが主流で、8割ほどを占めています。外壁材の中でも耐用年数が長く、デザインの種類も豊富なため人気があります。

今回は施工事例とサイディングについてご紹介していきたいと思います。

サイディングとは

サイディングとは建物の外壁に用いられる、パネル状の仕上げ材のこと。昔は外壁材と言うと、現場で左官職人が塗り付けるモルタル※が主流でした。

※セメント、砂、水を混ぜ合わせて作られる建築材料

それに対して、現場での手間が省ける外壁材として登場したのがサイディングです。

サイディングはモルタルに比べて工期が短く、それに伴う人件費も削減できます。また材料自体も比較的安価で、業者によって仕上がりが左右されにくい点もメリットの一つです。

また、工場で生産・管理されている工業製品であるため、製品の品質も安定していることも大きな特徴です。そして、サイディングは軽く、窯業系サイディングの重さは2分の1以下、金属サイディングは約10分の1です。

外壁材が軽いと建物の耐震性が向上し、地震の揺れによる建物への負担が軽減されます

サイディングの種類

サイディングは大きく「窯業系・金属系・樹脂系・木質系」の4種類に分けられます。

窯業系サイディング

窯業(ようぎょう)系サイディングは、繊維などを混ぜたセメントを板状に成形して作られた外壁材です。

現在新築戸建て住宅の70%超で使われており、デザイン・機能面で豊富なラインナップが揃っています。優れた耐久性とコストパフォーマンスが人気の理由です。

金属製サイディング

金属製サイディングは、ガルバリウムやアルミなど金属板に断熱性を有するウレタンなどを裏打ちしている外壁材です。

金属特有のモダンでシャープな外観が特徴で、工場生産なので均一に美しく仕上がります。ひび割れ・凍害の恐れがないことや、建物の軽量化による耐震性の向上がメリットです。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を使った非常に軽量・高耐久な外壁材です。北米では広く使われており、日本でも近年注目を集めています。耐久性が高いのでメンテナンスの手間が少ないのがメリット。凍害や塩害に強いため、寒い地域や海の近くでの使用にもおすすめです。

木質系サイディング

木質系サイディングは、木の板材を表面加工し、耐火性や耐虫性などを向上させているほか、防腐、防蟻処理を施した外壁材です。自然木ならではの温もりを感じられるデザインが魅力です。

施工事例

サンディングの役割

断熱性

壁の断熱性能は、住宅の住み心地を大きく左右するため最も注目したいポイントです。断熱性が高い家は、厳しい寒さの中でも室内が温まりやすく、夏には涼しさを維持できます。 断熱性が高いと言われている外壁材は、スチールやアルミニウムを原料とした金属サイディングや天然木でできた木質系サイディングです。これらは熱を逃しにくい性質を持つためです。しかし、他の外壁材でも壁の内側に断熱材を合わせて施工することで、断熱効果を上げることができます。

遮音性

遮音性とは、生活音を外部に響きにくくする効果と共に、外部の騒音を遮断する効果があります。遮音性の高い外壁材は、音を反射させやすい性質を持ちます。代表的なものでは「ALC(軽量気泡コンクリート」です。層の中に空気を含むため音が通過しにくいことが特徴です。 また、音を遮るためには壁の厚みが重要です。一般的には、壁の厚みがあるほど遮音性が高くなります。厚みを持たせるためには外壁材が軽量でなければならず、主に金属サイディングやALCが厚みを出しやすい材質です。

防水性

住宅の壁は、常に雨風の影響を受けやすい部分です。防水性が低いと、壁材が剥がれたり、色褪せ・汚れの着色などが起こり、見た目や性能に問題が起こります。外壁材の種類のよっては、材質自体に防水性がほとんどないものもあります。防水性が劣る場合は、表面を塗装することで防水性を高めています。 ただ、表面の塗料は時間の経過と雨水の影響を受けて、少しずつ塗装が剥がれるため数年に一度は塗り直しが必要です。

補修目安となる劣化の具体例

サイディング自体の寿命はおよそ15~30年と比較的長めです。しかし防水性を維持するためには10年に1回程度のメンテナンスが必要です。

チョーキング(壁をこすると粉がつく現象)

色あせやチョーキングなどが見られたら、表面の塗装を塗りなおします。

この時、サイディング自体の傷みがひどい場合は、部分的な貼り替えや補修なども行うよ良いでしょう。

シーリングが劣化してはがれる

サイディングのつなぎ目を埋めているシーリング材は、早くて5年程度で劣化してきます。縮んで固まったり、ひび割れしてきたら、新しいコーキングの補充や打ち換えをしましょう。放置するとそこから雨水が入って内部を傷める原因になります。

サイディングボードが反る

サイディングボードが反ってしまう原因は、シーリングの劣化による雨水の侵入や、温度変化による釘の抜けなどが考えられます。

サイディングボードの断面は塗装されておらず、シーリングが傷むことで非塗装面が露出し、雨水を吸収した後に乾燥するといった流れを繰り返すことで次第に変形してしまいます。
また、サイディングボードは熱の影響を受けやすく、熱収縮を繰り返すことで変形したり、固定する釘が浮いてしまったりといった現象が起こる場合があります。

釘自体が浮いているだけであれば自身で修繕することも可能ですが、サイディングボード自体の反りが大きい場合や傷みが酷い場合は、部分的にサイディングボードの張替えが必要です。(現在の工法ではパネルの裏の金具で固定することが多くなっています)

サイディングボードにヒビや剥がれが出る

サイディングボードのヒビに関しても反りの時と同じく、雨水の侵入による収縮と膨張を繰り返すことで発生します。

ヒビ割れをそのまま放置しておくと、雨水が内側の木の部分まで染み込んで腐食し、外壁だけでなく建物自体に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
そして経年劣化による外壁のヒビ割れに対応している保証はほとんどありません
定期的に外壁の状態を確認し、大きな問題になる前にメンテナンスを行うことが重要となってきます。

凹み・欠け・剥がれ、強風や飛来物、台風などの外的衝撃によって、サイディングが凹んだり、欠けたり、部分的に剥がれるといった状態も同様で、早急に修繕や交換が必要です。

外壁のコーキングはDIYでされる方も多いのですが、道具をそろえるのも大変で、材料なども間違ったものを使用すると、打ち直しも大変なことも多いので、外壁のコーキングは業者に依頼されることをお勧めします。

サビが発生している

金属系サイディングの塗膜の剥がれ、薄くなった箇所から発生します。

サビの要因には塩害や異なる金属が接触して発生する金属接触腐食というものもあります。

おわりに

外観の印象を大きく決定するサイディングは、見た目だけでなく住宅を風雨や日差しから守る役割がありランニングコストにも大きく影響します。マイホームに合った外壁を選び、メンテナンスを施すことで長く美しさを保ちながら住宅を守り続けましょう。

外壁選びや外壁リフォームでお悩みの際は、ぜひ宮下工務店にご相談ください。プロのアドバイスで、理想の住まいの実現をお手伝いさせていただきます!

生活の「あったらいいな!」を叶える造作家具

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TOP|施工事例|その他|生活の「あったらいいな!」を叶える造作家具

宮下工務店では、お客様の生活スタイルに合わせた「お部屋に合ったこんな家具が欲しい」「ここが不便だからなんとかしたい」といったご要望にお応えするため、これまで数多くの「造作家具」を手掛けてまいりました。今回は、既製品では実現できない個別のニーズや空間にぴったり合ったデザインを提供できる、魅力たっぷりの「造作家具」についてご紹介いたします。

造作家具とは

造作家具(ぞうさくかぐ)は、オーダーメイド家具の一種で、空間にぴったり合うように設計・制作された家具のことで、一般的には天井や床、壁に固定される造り付けの家具を指します。

造作家具は、空間を機能的かつ美しくまとめる役割があり、新築の住宅はもちろん、既存の住宅をリノベーションする際に活用されます。

建物の空間と一体化するようにデザインするので、見た目の良さと使い勝手の良さを両立させることができます。

造作家具のメリット

自分好みの素材やデザインで作ることができる

造作家具の大きなメリットは、部屋の雰囲気や作りたい空間のイメージに合わせて、自分好みの素材やデザインで作ることができる点です。一から相談しながら作る家具は、まさに世界に一つだけのオリジナル家具と言えるでしょう。

床や壁の色や素材と合わせることで、部屋全体のインテリアに統一感が生まれます。また、国産の材木にこだわったり、無垢材で統一したりと、自分のこだわりを存分に反映させることができるのも造作家具の魅力です。

空間を無駄なく活用できる

置き家具は、置きたい場所に完璧にフィットすることが少なく、どうしても隙間ができてしまいます。この隙間が積み重なると、大きなスペースが無駄になってしまいます。

しかし、造作家具ならその空間に合わせた寸法で作ることができ、隙間ができることもありません。さらに、自分好みのデザインで作ることができるため、理想の家具を手に入れることができます。無駄なスペースをなくし、家の中の空間を最大限に有効活用できます。

自分が使いやすいサイズで作ることができる

自分が使いやすイズで作ることができる置き家具は一般的な体格の人向けに作られているため、背が高い人や背が低い人にとっては使いづらいことがあります。特に棚やキッチンのカウンターなどの高さが合わないと、大きなストレスとなるでしょう。

造作家具なら、デザインだけでなく使い勝手も考慮して、自分にぴったりのサイズや高さで設計することができます。これにより、日常の使い勝手が格段に向上し、快適な生活空間を実現できます。

無駄な隙間がなく掃除がしやすい

棚と壁の間など、わずかな隙間にもほこりが溜まってしまいます。細い隙間は掃除機のノズルも入らず、とても面倒です。

造作家具なら、隙間なく設置できるように作ることができるため、掃除の手間が省けます。これにより、日常の掃除が楽になり、清潔な空間を保つことができます。

壁面収納は地震に強い

大きな家具を置く際には、地震で倒れてこないようにする必要があります。通常は、天井との間に転倒防止の突っ張り棒を設置するなどの対策が必要です。

しかし、造作家具なら床や天井にしっかりと固定して作ることができるため、地震の揺れによって家具が転倒する心配がありません。これにより、安全性が高まり、安心して家具を使用することができます。

造作家具の施工例

2WAYキッチンテーブル

こちらはお客様のご要望で、2種類の使い方が出来るテーブルです。食べる時は開いてキッチンに付け、カウンターテーブルの様に使用します。使用しない時はたたんでコンパクトにできるようになっています。また、キッチン横のスペースを取らないように足を2本にする工夫をしています。

月と太陽の造作扉

こちらもお客様のご要望で、リビング(太陽)と寝室(月)をイメージした模様になっています。

壁にぴったりくっつけるキッチンテーブル

「巾木が邪魔で壁にぴったりとテーブルが設置できない」というお客様のご要望から、巾木のスペースとコード類が通るスペースをカットしました。

これだと壁にぴったりとくっつくので、無駄な空間や誇りなどが溜まるスペースもできませんね。

シンデレラフィットの洗面棚

こちらもお客様の「こんなのを作ってほしい」を形にしました。

色々な用途に使える棚を空間にぴったりのサイズでお造りしました。

造作家具が完成するまでのプロセス

宮下工務店では、お客様のご要望を詳しくお伺いし、理想の家具のイメージを共有します。その後、詳細な図面を作成し、打ち合わせを重ねていきます。お客様の理想を形にするため、細部にまでこだわりながら進めていきます。

木材は生きた素材であり、その特性を最大限に活かすためには深い知識と豊富な経験が必要です。私たちの熟練した職人が、数々の現場で培った技術を駆使し、心を込めて施工いたします。

最後に

お客様から「お部屋に合ったこんな家具が欲しい」「ここが不便だからなんとかしたい」といったご依頼を頂き、そのイメージにぴったりの家具を作り上げた時、お客様の喜ぶ顔を見るのが何よりの喜びです。

自分の理想の形や空間構成を取り入れた造作家具は、オリジナルなデザインで愛着が湧きやすく、家づくりのワクワク感を高めて世界でたったひとつのオリジナルスペースを実現します。ぜひ、理想の空間づくりをお手伝いさせてくださいね。

工期短縮やコスト削減には欠かせないプレカット

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プレカットは建設業界にとって不可欠な存在であり、日本の木造軸組構法のおよそ9割で使用されるほど、広く普及している木材のカット・加工方法のひとつです。

プレカットされた木材を手際よく組んでいく職人さん

プレカットとは?

プレカットとは事前に(プレ)切断(カット)するという意味です。木造住宅建築で使用する構造木材を、あらかじめ工場などで原材料を切削したり、接合部に加工を施したりしておくことです。

従来の木造軸組工法では、木工職人が部材に墨付けを施し、ノミやカンナを用いて、現場で切断から加工までのすべてを行い、組み立てていました。(伝統工法や在来工法)。

しかし、工場でプレカット加工された構造木材を用いれば上記作業を省略できます。

プレカット加工された構造木材はミリ単位の精度でカットされているため、精度が高く品質も安定しているため、施工効率アップや工期短縮、コスト低減といった効果が期待できるでしょう。

プレカット加工は入力されたデータをもとに長さや幅、高さなど高い精度で木造住宅の継手や仕口、梁を加工する新しい技術です。

プレカット加工とは

設計図面データをCADに入力後、工作機械を起動するCAMへ転送し、構造材や合板、集成材などを加工。

加工された部材は現場で施工しやすいよう接合箇所に番号が付けられ、検査に合格した製品だけが出荷されます。

プレカット工法の特徴

プレカット工法とは事前に工場の機械で加工された構造木材を、現場で組み上げて建てていく工法です。

工事現場で大工職人が部材を切削し組んでいく従来の方法と比べて、プレカット工法には次のような特徴があります。

  • 工事期間の短縮化
  • 作業効率の向上
  • 施工コストの低減
  • 品質の均一化
  • 作業精度の向上
  • 材料ロス・時間的ロスなどのムダを削減

さらに加工の際にでる木屑を現場に持ち込むことがないので環境にも優しいと言えるでしょう。

工場で加工される建築部材は品質が高く、製品ごとに強度の確認ができるため、精度の高い構造計算が可能です。

このようにプレカット工法は、

  • 資材のばらつきやミスがない
  • ムダなく安定した品質
  • 効率的かつ高精度

といった木造建築を実現するための工法になります。

プレカットの普及率

図は木造軸組構法におけるプレカット率の推移(1089年〜2018年)を示しています。

プレカット加工は1990年ごろから建設現場で導入を開始。

導入当初の1989年はわずか7%とプレカット率は低水準でした。

しかし、10年後の1999年には48%、2018年には93%とプレカット率は急激な伸びをみせました。

現在の建設現場ではプレカット加工を用いた建築が一般的で広く普及しています。

引用元:林野庁「木材産業の動向」プレカット加工業

プレカット業界の将来

建築業界において木材加工の9割を占めるほど主流となりましたが、今後プレカット業界はどのように変化していくのでしょうか。

大規模工場が生産の大半を占める

引用元:林野庁「木材産業の動向」プレカット加工

プレカットの生産は大規模工場が中心となるでしょう。

農林水産省の「木材流通構造調査」によると、販売金額が5億円を超えた工場は、平成13年が205工場だったのに対し、平成28は411工場とおよそ2倍にまでなりました。

今後、受注・生産の大半は大規模工場がメインとなり、中小工場は減少していくでしょう。

AIが自動で構造設計

これまで人の手で作成していた図面やプレカットの連携データを、AIが自動で行うようになるでしょう。

2020年8月にホームエクスプレス構造設計が工務店やハウスメーカー向けに「構造エクスプレス」というシステムをリリースしました。

これまで手作業で行っていた業務をAIが自動作成します。

AIが自動作成する業務

  • 構造計算書
  • 基礎・構造伏図
  • プレカットCAD連携データ

プレカットの加工自体は2日ほどでできますが、発注から納品までに3週間~1.5か月かかっていました。

しかし、AIを導入することで最短3営業日での納品が可能になります。

プレカットにおけるAIシステムの開発・導入はまだまだ広がっていません。

これまで人の手で作業していた業務をAIが行うようになれば、工期の短縮はもちろん、人手不足の問題も解消されるでしょう。

プレカット工法のメリット

プレカット工法のメリットは次の5つです。

工期の短縮化

事前に建築部材を機械で加工して組み上げていくプレカット工法は、効率的に作業を進められるため、工期短縮化のメリットがあります。

従来は大工職人が設計図をみて墨付けし、継手や仕口などを手刻みで加工したあと組み上げていました。家の大きさにもよりますが、すべて手作業の場合、加工を終えるまでに少なくとも数か月はかかっていました。

しかし、プレカット工法であれば数日間で完了できます。

さらに引き渡しも早くできるため、施主と工務店の双方にとっても有益な取り組みと言えるでしょう。

コストの削減

大工職人による墨出しや手刻みの加工には1ヶ月ほど必要です。

工期が長期化するだけでなく、技能を持つ職人の確保や雇うための人件費も発生します。

プレカット工法は専門工場に依頼するため、上記コストの削減が可能です。

プレカット専門工場では、

  • プレカットCAD/CAMシステムにより全自動で加工(人件費の削減)
  • コンピューター制御で加工(材料のムダを排除・廃棄材の削減)
  • 端材は他の現場で再利用(廃材のリサイクル)

などのコスト削減メリットがあります。

また、現場で加工しないため、廃材の処分費を削減できます。

現場で作業する場所も不要となるため、スペースの確保にも役立つでしょう。

発生材をなくせる

専門工場の機械で加工されるプレカット工法は建設現場内の発生材を削減できます。

発生材とは工事進行とともに生まれるゴミのことです。

発生材は産業廃棄物になるため、収集運搬業者が引き取って専門処理業者が処分する必要があり、費用も侮れません。

プレカット工法は現場での切削がないので発生材が生まれず、廃材処分費用を抑えられます。

安定供給

プレカット工法では、品質の高い木材を安定して供給できます。

現場で木材を加工する場合、その日の天候や職人の技術レベルによって、木材の品質に影響を与えてしまうことがありました。

しかし、プレカット工法はコンピュータで切断・加工を行うため、バラつきのない高品質な木材の安定供給が可能となります。

耐久性アップ

プレカットの加工段階で防腐防蟻処理を施すことで、木材の耐久性を向上させられます。

腐朽菌やシロアリは木材を劣化させてしまうため防腐防蟻剤を注入して対策を打つことがあります。これらの処理も手作業で行うより、工場でまとめて行うほうが効率的でしょう。

注入方法は以下の2つです。

塗布処理

認定された薬剤を規定濃度に希釈して木材の表面に薬剤を塗布や吹き付けたりする方法

加圧注入処理

薬剤を高い圧力でかけて浸透させる方法

薬剤の持続効果は塗布処理は約5年間、加圧注入処理の場合10年以上の効果があります。

定期的な点検と塗り直しにより、さらに耐久性アップが期待できます。

まとめ

プレカット工法は多くの工務店やハウスメーカーで導入され、建設業界にとって必要不可欠な工法となっています。

工期短縮やコスト削減、品質の安定化など多くのメリットを享受できるため、この先もプレカット工法は多くの現場で普及するでしょう。

しかし、複雑かつ高い精度の加工となると、大工職人の手技・技能にはまだ及びません。

また、職人の持つ技術の承継ができなくなるといった危惧もあります。

プレカットや職人技術の特徴を理解したうえで、現場に合った技術活用を検討しましょう。