住みながらリフォーム!?

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「住んでいる家をリフォームしたいけど、工事中の住まいはどうすればいいのか悩んでいませんか?実は、リフォームの規模にもよりますが、住みながらリフォームを行うことが可能です。

こんな大規模なリフォームでも「住みながらリフォーム」ができるんです。

お家の老朽化により、床材が沈んで危険だったため、改修のご依頼をいただきました。キッチン、洋室2間、廊下をバリアフリーにするため、骨組みから撤去して施工しました。

こちらの家主様は80代の方で、リフォームに伴う仮住まいへの移動が難しい状況でした。そこで、住みながらのリフォームを提供させていただきました。

こちらのお客様も現代風で快適なお家にリフォームされたいと、洋室2間、和室1間、勝手口、廊下、トイレ、外壁リフォームなど大規模なリフォームでしたが、「住みながらリフォーム」していただけました。

実は「住みながらリフォーム」はメリットが沢山

引っ越しの手間や費用が不要

住みながらリフォームするなら引っ越す必要がないため、荷物をまとめたり、仮住まいを探したりする手間と費用をかけずに済みます。

リフォームの進捗の確認ができる

住みながらリフォームすると工事の進捗具合が分かり、自宅が日々新しくなる様子を楽しみながら確認できます。住んでいた家の知らない魅力を発見できたり、変化の過程を見て愛着が湧いたりもするでしょう。変化する様子をそばで見守れるため、安心感もあります。

防犯対対策になる

リフォーム中は様々な人が出入りするため、空き巣に入られる可能性があります。特に外壁・屋根塗装の場合、家全体を養生で覆うため周囲から見えづらくなり、足場によって2階からも侵入できるようになるため、空き巣のリスクが高まるでしょう。

住みながらリフォームならば、家を完全に空ける時間が少なくなるため防犯になります。

不安や疑問はその場で確認!

作業員と長時間同じ空間にいるため、コミュニケーションをとる機会が多くなります。気になることや進捗確認などはこまめに行っておくとトラブル回避にもなります。

おわりに

住みながらのリフォームは何度も業者が出入りするため、信頼できる会社に依頼することが大切です。打ち合わせを通して信頼性を確認すれば、工事期間中の不安やストレスも緩和されます。住みながらリフォームはMIYAKOUにお任せください!

人気の外壁サイディングの魅力

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近年、住宅で多く見られる外壁は、サイディングと言われているものが主流で、8割ほどを占めています。外壁材の中でも耐用年数が長く、デザインの種類も豊富なため人気があります。

今回は施工事例とサイディングについてご紹介していきたいと思います。

サイディングとは

サイディングとは建物の外壁に用いられる、パネル状の仕上げ材のこと。昔は外壁材と言うと、現場で左官職人が塗り付けるモルタル※が主流でした。

※セメント、砂、水を混ぜ合わせて作られる建築材料

それに対して、現場での手間が省ける外壁材として登場したのがサイディングです。

サイディングはモルタルに比べて工期が短く、それに伴う人件費も削減できます。また材料自体も比較的安価で、業者によって仕上がりが左右されにくい点もメリットの一つです。

また、工場で生産・管理されている工業製品であるため、製品の品質も安定していることも大きな特徴です。そして、サイディングは軽く、窯業系サイディングの重さは2分の1以下、金属サイディングは約10分の1です。

外壁材が軽いと建物の耐震性が向上し、地震の揺れによる建物への負担が軽減されます

サイディングの種類

サイディングは大きく「窯業系・金属系・樹脂系・木質系」の4種類に分けられます。

窯業系サイディング

窯業(ようぎょう)系サイディングは、繊維などを混ぜたセメントを板状に成形して作られた外壁材です。

現在新築戸建て住宅の70%超で使われており、デザイン・機能面で豊富なラインナップが揃っています。優れた耐久性とコストパフォーマンスが人気の理由です。

金属製サイディング

金属製サイディングは、ガルバリウムやアルミなど金属板に断熱性を有するウレタンなどを裏打ちしている外壁材です。

金属特有のモダンでシャープな外観が特徴で、工場生産なので均一に美しく仕上がります。ひび割れ・凍害の恐れがないことや、建物の軽量化による耐震性の向上がメリットです。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を使った非常に軽量・高耐久な外壁材です。北米では広く使われており、日本でも近年注目を集めています。耐久性が高いのでメンテナンスの手間が少ないのがメリット。凍害や塩害に強いため、寒い地域や海の近くでの使用にもおすすめです。

木質系サイディング

木質系サイディングは、木の板材を表面加工し、耐火性や耐虫性などを向上させているほか、防腐、防蟻処理を施した外壁材です。自然木ならではの温もりを感じられるデザインが魅力です。

施工事例

サンディングの役割

断熱性

壁の断熱性能は、住宅の住み心地を大きく左右するため最も注目したいポイントです。断熱性が高い家は、厳しい寒さの中でも室内が温まりやすく、夏には涼しさを維持できます。 断熱性が高いと言われている外壁材は、スチールやアルミニウムを原料とした金属サイディングや天然木でできた木質系サイディングです。これらは熱を逃しにくい性質を持つためです。しかし、他の外壁材でも壁の内側に断熱材を合わせて施工することで、断熱効果を上げることができます。

遮音性

遮音性とは、生活音を外部に響きにくくする効果と共に、外部の騒音を遮断する効果があります。遮音性の高い外壁材は、音を反射させやすい性質を持ちます。代表的なものでは「ALC(軽量気泡コンクリート」です。層の中に空気を含むため音が通過しにくいことが特徴です。 また、音を遮るためには壁の厚みが重要です。一般的には、壁の厚みがあるほど遮音性が高くなります。厚みを持たせるためには外壁材が軽量でなければならず、主に金属サイディングやALCが厚みを出しやすい材質です。

防水性

住宅の壁は、常に雨風の影響を受けやすい部分です。防水性が低いと、壁材が剥がれたり、色褪せ・汚れの着色などが起こり、見た目や性能に問題が起こります。外壁材の種類のよっては、材質自体に防水性がほとんどないものもあります。防水性が劣る場合は、表面を塗装することで防水性を高めています。 ただ、表面の塗料は時間の経過と雨水の影響を受けて、少しずつ塗装が剥がれるため数年に一度は塗り直しが必要です。

補修目安となる劣化の具体例

サイディング自体の寿命はおよそ15~30年と比較的長めです。しかし防水性を維持するためには10年に1回程度のメンテナンスが必要です。

チョーキング(壁をこすると粉がつく現象)

色あせやチョーキングなどが見られたら、表面の塗装を塗りなおします。

この時、サイディング自体の傷みがひどい場合は、部分的な貼り替えや補修なども行うよ良いでしょう。

シーリングが劣化してはがれる

サイディングのつなぎ目を埋めているシーリング材は、早くて5年程度で劣化してきます。縮んで固まったり、ひび割れしてきたら、新しいコーキングの補充や打ち換えをしましょう。放置するとそこから雨水が入って内部を傷める原因になります。

サイディングボードが反る

サイディングボードが反ってしまう原因は、シーリングの劣化による雨水の侵入や、温度変化による釘の抜けなどが考えられます。

サイディングボードの断面は塗装されておらず、シーリングが傷むことで非塗装面が露出し、雨水を吸収した後に乾燥するといった流れを繰り返すことで次第に変形してしまいます。
また、サイディングボードは熱の影響を受けやすく、熱収縮を繰り返すことで変形したり、固定する釘が浮いてしまったりといった現象が起こる場合があります。

釘自体が浮いているだけであれば自身で修繕することも可能ですが、サイディングボード自体の反りが大きい場合や傷みが酷い場合は、部分的にサイディングボードの張替えが必要です。(現在の工法ではパネルの裏の金具で固定することが多くなっています)

サイディングボードにヒビや剥がれが出る

サイディングボードのヒビに関しても反りの時と同じく、雨水の侵入による収縮と膨張を繰り返すことで発生します。

ヒビ割れをそのまま放置しておくと、雨水が内側の木の部分まで染み込んで腐食し、外壁だけでなく建物自体に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
そして経年劣化による外壁のヒビ割れに対応している保証はほとんどありません
定期的に外壁の状態を確認し、大きな問題になる前にメンテナンスを行うことが重要となってきます。

凹み・欠け・剥がれ、強風や飛来物、台風などの外的衝撃によって、サイディングが凹んだり、欠けたり、部分的に剥がれるといった状態も同様で、早急に修繕や交換が必要です。

外壁のコーキングはDIYでされる方も多いのですが、道具をそろえるのも大変で、材料なども間違ったものを使用すると、打ち直しも大変なことも多いので、外壁のコーキングは業者に依頼されることをお勧めします。

サビが発生している

金属系サイディングの塗膜の剥がれ、薄くなった箇所から発生します。

サビの要因には塩害や異なる金属が接触して発生する金属接触腐食というものもあります。

おわりに

外観の印象を大きく決定するサイディングは、見た目だけでなく住宅を風雨や日差しから守る役割がありランニングコストにも大きく影響します。マイホームに合った外壁を選び、メンテナンスを施すことで長く美しさを保ちながら住宅を守り続けましょう。

外壁選びや外壁リフォームでお悩みの際は、ぜひ宮下工務店にご相談ください。プロのアドバイスで、理想の住まいの実現をお手伝いさせていただきます!

生活の「あったらいいな!」を叶える造作家具

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宮下工務店では、お客様の生活スタイルに合わせた「お部屋に合ったこんな家具が欲しい」「ここが不便だからなんとかしたい」といったご要望にお応えするため、これまで数多くの「造作家具」を手掛けてまいりました。今回は、既製品では実現できない個別のニーズや空間にぴったり合ったデザインを提供できる、魅力たっぷりの「造作家具」についてご紹介いたします。

造作家具とは

造作家具(ぞうさくかぐ)は、オーダーメイド家具の一種で、空間にぴったり合うように設計・制作された家具のことで、一般的には天井や床、壁に固定される造り付けの家具を指します。

造作家具は、空間を機能的かつ美しくまとめる役割があり、新築の住宅はもちろん、既存の住宅をリノベーションする際に活用されます。

建物の空間と一体化するようにデザインするので、見た目の良さと使い勝手の良さを両立させることができます。

造作家具のメリット

自分好みの素材やデザインで作ることができる

造作家具の大きなメリットは、部屋の雰囲気や作りたい空間のイメージに合わせて、自分好みの素材やデザインで作ることができる点です。一から相談しながら作る家具は、まさに世界に一つだけのオリジナル家具と言えるでしょう。

床や壁の色や素材と合わせることで、部屋全体のインテリアに統一感が生まれます。また、国産の材木にこだわったり、無垢材で統一したりと、自分のこだわりを存分に反映させることができるのも造作家具の魅力です。

空間を無駄なく活用できる

置き家具は、置きたい場所に完璧にフィットすることが少なく、どうしても隙間ができてしまいます。この隙間が積み重なると、大きなスペースが無駄になってしまいます。

しかし、造作家具ならその空間に合わせた寸法で作ることができ、隙間ができることもありません。さらに、自分好みのデザインで作ることができるため、理想の家具を手に入れることができます。無駄なスペースをなくし、家の中の空間を最大限に有効活用できます。

自分が使いやすいサイズで作ることができる

自分が使いやすイズで作ることができる置き家具は一般的な体格の人向けに作られているため、背が高い人や背が低い人にとっては使いづらいことがあります。特に棚やキッチンのカウンターなどの高さが合わないと、大きなストレスとなるでしょう。

造作家具なら、デザインだけでなく使い勝手も考慮して、自分にぴったりのサイズや高さで設計することができます。これにより、日常の使い勝手が格段に向上し、快適な生活空間を実現できます。

無駄な隙間がなく掃除がしやすい

棚と壁の間など、わずかな隙間にもほこりが溜まってしまいます。細い隙間は掃除機のノズルも入らず、とても面倒です。

造作家具なら、隙間なく設置できるように作ることができるため、掃除の手間が省けます。これにより、日常の掃除が楽になり、清潔な空間を保つことができます。

壁面収納は地震に強い

大きな家具を置く際には、地震で倒れてこないようにする必要があります。通常は、天井との間に転倒防止の突っ張り棒を設置するなどの対策が必要です。

しかし、造作家具なら床や天井にしっかりと固定して作ることができるため、地震の揺れによって家具が転倒する心配がありません。これにより、安全性が高まり、安心して家具を使用することができます。

造作家具の施工例

2WAYキッチンテーブル

こちらはお客様のご要望で、2種類の使い方が出来るテーブルです。食べる時は開いてキッチンに付け、カウンターテーブルの様に使用します。使用しない時はたたんでコンパクトにできるようになっています。また、キッチン横のスペースを取らないように足を2本にする工夫をしています。

月と太陽の造作扉

こちらもお客様のご要望で、リビング(太陽)と寝室(月)をイメージした模様になっています。

壁にぴったりくっつけるキッチンテーブル

「巾木が邪魔で壁にぴったりとテーブルが設置できない」というお客様のご要望から、巾木のスペースとコード類が通るスペースをカットしました。

これだと壁にぴったりとくっつくので、無駄な空間や誇りなどが溜まるスペースもできませんね。

シンデレラフィットの洗面棚

こちらもお客様の「こんなのを作ってほしい」を形にしました。

色々な用途に使える棚を空間にぴったりのサイズでお造りしました。

造作家具が完成するまでのプロセス

宮下工務店では、お客様のご要望を詳しくお伺いし、理想の家具のイメージを共有します。その後、詳細な図面を作成し、打ち合わせを重ねていきます。お客様の理想を形にするため、細部にまでこだわりながら進めていきます。

木材は生きた素材であり、その特性を最大限に活かすためには深い知識と豊富な経験が必要です。私たちの熟練した職人が、数々の現場で培った技術を駆使し、心を込めて施工いたします。

最後に

お客様から「お部屋に合ったこんな家具が欲しい」「ここが不便だからなんとかしたい」といったご依頼を頂き、そのイメージにぴったりの家具を作り上げた時、お客様の喜ぶ顔を見るのが何よりの喜びです。

自分の理想の形や空間構成を取り入れた造作家具は、オリジナルなデザインで愛着が湧きやすく、家づくりのワクワク感を高めて世界でたったひとつのオリジナルスペースを実現します。ぜひ、理想の空間づくりをお手伝いさせてくださいね。

工期短縮やコスト削減には欠かせないプレカット

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プレカットは建設業界にとって不可欠な存在であり、日本の木造軸組構法のおよそ9割で使用されるほど、広く普及している木材のカット・加工方法のひとつです。

プレカットされた木材を手際よく組んでいく職人さん

プレカットとは?

プレカットとは事前に(プレ)切断(カット)するという意味です。木造住宅建築で使用する構造木材を、あらかじめ工場などで原材料を切削したり、接合部に加工を施したりしておくことです。

従来の木造軸組工法では、木工職人が部材に墨付けを施し、ノミやカンナを用いて、現場で切断から加工までのすべてを行い、組み立てていました。(伝統工法や在来工法)。

しかし、工場でプレカット加工された構造木材を用いれば上記作業を省略できます。

プレカット加工された構造木材はミリ単位の精度でカットされているため、精度が高く品質も安定しているため、施工効率アップや工期短縮、コスト低減といった効果が期待できるでしょう。

プレカット加工は入力されたデータをもとに長さや幅、高さなど高い精度で木造住宅の継手や仕口、梁を加工する新しい技術です。

プレカット加工とは

設計図面データをCADに入力後、工作機械を起動するCAMへ転送し、構造材や合板、集成材などを加工。

加工された部材は現場で施工しやすいよう接合箇所に番号が付けられ、検査に合格した製品だけが出荷されます。

プレカット工法の特徴

プレカット工法とは事前に工場の機械で加工された構造木材を、現場で組み上げて建てていく工法です。

工事現場で大工職人が部材を切削し組んでいく従来の方法と比べて、プレカット工法には次のような特徴があります。

  • 工事期間の短縮化
  • 作業効率の向上
  • 施工コストの低減
  • 品質の均一化
  • 作業精度の向上
  • 材料ロス・時間的ロスなどのムダを削減

さらに加工の際にでる木屑を現場に持ち込むことがないので環境にも優しいと言えるでしょう。

工場で加工される建築部材は品質が高く、製品ごとに強度の確認ができるため、精度の高い構造計算が可能です。

このようにプレカット工法は、

  • 資材のばらつきやミスがない
  • ムダなく安定した品質
  • 効率的かつ高精度

といった木造建築を実現するための工法になります。

プレカットの普及率

図は木造軸組構法におけるプレカット率の推移(1089年〜2018年)を示しています。

プレカット加工は1990年ごろから建設現場で導入を開始。

導入当初の1989年はわずか7%とプレカット率は低水準でした。

しかし、10年後の1999年には48%、2018年には93%とプレカット率は急激な伸びをみせました。

現在の建設現場ではプレカット加工を用いた建築が一般的で広く普及しています。

引用元:林野庁「木材産業の動向」プレカット加工業

プレカット業界の将来

建築業界において木材加工の9割を占めるほど主流となりましたが、今後プレカット業界はどのように変化していくのでしょうか。

大規模工場が生産の大半を占める

引用元:林野庁「木材産業の動向」プレカット加工

プレカットの生産は大規模工場が中心となるでしょう。

農林水産省の「木材流通構造調査」によると、販売金額が5億円を超えた工場は、平成13年が205工場だったのに対し、平成28は411工場とおよそ2倍にまでなりました。

今後、受注・生産の大半は大規模工場がメインとなり、中小工場は減少していくでしょう。

AIが自動で構造設計

これまで人の手で作成していた図面やプレカットの連携データを、AIが自動で行うようになるでしょう。

2020年8月にホームエクスプレス構造設計が工務店やハウスメーカー向けに「構造エクスプレス」というシステムをリリースしました。

これまで手作業で行っていた業務をAIが自動作成します。

AIが自動作成する業務

  • 構造計算書
  • 基礎・構造伏図
  • プレカットCAD連携データ

プレカットの加工自体は2日ほどでできますが、発注から納品までに3週間~1.5か月かかっていました。

しかし、AIを導入することで最短3営業日での納品が可能になります。

プレカットにおけるAIシステムの開発・導入はまだまだ広がっていません。

これまで人の手で作業していた業務をAIが行うようになれば、工期の短縮はもちろん、人手不足の問題も解消されるでしょう。

プレカット工法のメリット

プレカット工法のメリットは次の5つです。

工期の短縮化

事前に建築部材を機械で加工して組み上げていくプレカット工法は、効率的に作業を進められるため、工期短縮化のメリットがあります。

従来は大工職人が設計図をみて墨付けし、継手や仕口などを手刻みで加工したあと組み上げていました。家の大きさにもよりますが、すべて手作業の場合、加工を終えるまでに少なくとも数か月はかかっていました。

しかし、プレカット工法であれば数日間で完了できます。

さらに引き渡しも早くできるため、施主と工務店の双方にとっても有益な取り組みと言えるでしょう。

コストの削減

大工職人による墨出しや手刻みの加工には1ヶ月ほど必要です。

工期が長期化するだけでなく、技能を持つ職人の確保や雇うための人件費も発生します。

プレカット工法は専門工場に依頼するため、上記コストの削減が可能です。

プレカット専門工場では、

  • プレカットCAD/CAMシステムにより全自動で加工(人件費の削減)
  • コンピューター制御で加工(材料のムダを排除・廃棄材の削減)
  • 端材は他の現場で再利用(廃材のリサイクル)

などのコスト削減メリットがあります。

また、現場で加工しないため、廃材の処分費を削減できます。

現場で作業する場所も不要となるため、スペースの確保にも役立つでしょう。

発生材をなくせる

専門工場の機械で加工されるプレカット工法は建設現場内の発生材を削減できます。

発生材とは工事進行とともに生まれるゴミのことです。

発生材は産業廃棄物になるため、収集運搬業者が引き取って専門処理業者が処分する必要があり、費用も侮れません。

プレカット工法は現場での切削がないので発生材が生まれず、廃材処分費用を抑えられます。

安定供給

プレカット工法では、品質の高い木材を安定して供給できます。

現場で木材を加工する場合、その日の天候や職人の技術レベルによって、木材の品質に影響を与えてしまうことがありました。

しかし、プレカット工法はコンピュータで切断・加工を行うため、バラつきのない高品質な木材の安定供給が可能となります。

耐久性アップ

プレカットの加工段階で防腐防蟻処理を施すことで、木材の耐久性を向上させられます。

腐朽菌やシロアリは木材を劣化させてしまうため防腐防蟻剤を注入して対策を打つことがあります。これらの処理も手作業で行うより、工場でまとめて行うほうが効率的でしょう。

注入方法は以下の2つです。

塗布処理

認定された薬剤を規定濃度に希釈して木材の表面に薬剤を塗布や吹き付けたりする方法

加圧注入処理

薬剤を高い圧力でかけて浸透させる方法

薬剤の持続効果は塗布処理は約5年間、加圧注入処理の場合10年以上の効果があります。

定期的な点検と塗り直しにより、さらに耐久性アップが期待できます。

まとめ

プレカット工法は多くの工務店やハウスメーカーで導入され、建設業界にとって必要不可欠な工法となっています。

工期短縮やコスト削減、品質の安定化など多くのメリットを享受できるため、この先もプレカット工法は多くの現場で普及するでしょう。

しかし、複雑かつ高い精度の加工となると、大工職人の手技・技能にはまだ及びません。

また、職人の持つ技術の承継ができなくなるといった危惧もあります。

プレカットや職人技術の特徴を理解したうえで、現場に合った技術活用を検討しましょう。

快適な暮らしに欠かせないお家の断熱材ガイド

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外気温の影響を避け、家の中の温度を一定に保つとされる断熱材。「夏は涼しく、冬は暖かい」そんな住宅は誰しもが理想とする家ではないでしょうか?

そんな理想の家を実現するためには断熱材がとても重要な役割を果たしています。

今回は床、天井、壁、外壁の断熱材について、それぞれの特徴やメリットなどご紹介していきたいと思います。

これから新築で建てる方も、リフォームやリノベーションを検討されている方にも参考になるかと思います。家づくりの重要なポイントとして知っていただいて、一年中快適な住宅を目指しましょう!

こんなお悩みありませんか?

・冷房で足元は冷たいけど上半身は暑い

・夜になっても室温が下がらない

・寝室が寝苦しい

・1階は涼しいが、2階は暑くて仕方ない

こういった家の暑さに関するお悩みの多くは断熱の性能の低さが原因です。

断熱材とは?

熱移動や熱伝達を減少させるものを総称して、断熱材といいます。
簡単に言うと、熱を遮断する材料であり、家の内外の温度差を減少させるために使用される素材です。これにより夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を実現します。

断熱材のメリット

断熱材を床、天井、壁、外壁に使用することで、快適な住環境を実現するための多くのメリットがあります。以下にそれぞれのメリットを紹介しますね。

床の断熱材のメリット

足元の冷えを防ぐ

冬場に床からの冷気を遮断し、足元を暖かく保ちます。

エネルギー効率の向上

床からの熱損失を減らし、暖房効率を高めることで光熱費を削減します。

快適性の向上

床が冷たくならないため、快適に過ごせます。

天井の断熱材のメリット

夏の暑さ対策

天井からの熱の侵入を防ぎ、夏場の室温温度上昇を抑えます。

冬の暖房効率向上

暖かい空気が天井から逃げるのを防ぎ、暖房効率を高めます。

エネルギーコストの削減

冷暖房の効率が上がるため、エネルギーコストを削減できます。

壁の断熱材のメリット

室内温度の安定

外気の影響を受けにくくし、室内温度を一定に保ちます。

結露防止

壁内の結露を防ぎ、カビや建物の劣化を防ぎます。

防音効果

外部の騒音を遮断し、静かな環境を提供します。

外壁の断熱材のメリット

室内温度の安定

外気の影響を受けにくくし、室内温度を一定に保ちます。

結露防止

壁内の結露を防ぎ、カビや建物の劣化を防ぎます。

防音効果

外部の騒音を遮断し、静かな環境を提供します。

建物の耐久性向上

断熱材が建物全体を包み込むことで、構造体を保護し、建物の耐久性を向上させることが出来ます。

断熱の施工方法にはどんなものがあるの?

断熱の施工方法には「充填断熱工法」「外張り工法」「外付加断熱」の3つがあります。

充填断熱

充填断熱工法は、柱などの構造材の間に断熱材を入れる方法です。 ボード状や繊維状の断熱材を入れたり、粒状の断熱材を入れる工法で、木造住宅において広く採用されている工法です。 壁の内側の空間を利用するため、厚みのある断熱材を入れることができ、比較的低コストで施工できる等のメリットがあります。

外張り断熱

外張り断熱は建物全体を断熱材で覆う工法で、柱・間柱、梁など構造の外側に断熱材を施工する工法です。建物全体を断熱材で覆うため気密性能(C値)が高まりやすく、結露しにくいことがメリットです。一方、比較的施工コストが高いこと、壁に厚みが増すため、施工できる断熱材の厚さが充填断熱に比べ、薄くなりがちなことがデメリットです。

付加断熱

付加断熱は充填断熱と外張り断熱を組み合わせた方法で、メリットとして断熱性能は格段によくなります。デメリットとしては外側と内側の両サイドから断熱処理を行うため、施工費が高くなってしまうことです。

断熱材の種類

原料の違いで大きく分けると「自然系」「石油系」「鉱物系」の3種類に分類できます。

自然系

セルロースファイバー

木質繊維を使用して製造された断熱材で、リサイクル新聞紙で作られています。また、新聞のほとんどに植物性のインクが使用されているので自然素材と言えます。

(施工に適した場所:壁や天井)

ウールブレス

原料は羊毛であり、住宅にも使用していますが、価格は高価です。羊の毛を刈り取り、各工場で洗浄、加工、裁断されシート状の製品として使用されます。タンパク質であるウールは、土中に埋めると微生物によって分解され、土に還ります。ウールは環境に負荷をかけることのないエコな断熱材です。

(施工に適した場所:壁や天井)

石油系

ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPSとも呼ばれる)

一般には、発泡スチロールと呼ばれるものです。軽量で断熱性は高く、湿気に強く、耐水性も高いです。一方、耐熱性は低く、約90℃で溶解しますが、有毒ガスが出ないことが特徴です。

(施工に適した場所:壁や床)

押し出し法ポリスチレンフォーム

ポリスチレンと難燃化剤を押出機で溶かして混ぜ合わせ、押出成形したブロックから切り出した板状の製品です。特徴としては断熱性が高く、言い換えますと、熱伝導率が低いです。また水に約20時間浸す実験では、他の石油系断熱材(EPSや硬質ポリウレタン)と比較して水を吸わず、水に浸した後の熱伝導率の維持率も通常の92%と非常に高い数値を示している資料もあります。そのような湿気に強い背景から、外断熱や基礎断熱で良く用いられます。デュポンスタイロ(株)のスタイロフォームや(株)JSPのミラフォーム、(株)カネカのカネライトフォームが有名です。

(施工に適した場所:壁や床)

硬質ウレタンフォーム

硬質ウレタンフォームとはポリオールと、触媒、発泡剤(水など)、整泡剤などと一緒に混合して、泡化反応と樹脂化反応を同時に行わせて得られる、均一なプラスチック発泡体です。見かけは、小さな硬い泡の集合体で、一つ一つが独立した気泡になっていて、この中に熱を伝えにくいガスが封じ込められています。このために、硬質ウレタンフォームは長期に亘って優れた断熱性能を維持します。アキレス(株)のキューワンボードなどが良く知られています。

(施工に適した場所:屋根、外壁)

フェノールフォーム

発砲ウレタンは、硬質ポリオール成分とイソシアネート成分の2液が化学反応して形成される樹脂です。この2液を専用の機械で混ぜ、連続発砲した樹脂は吹付時に30倍〜100倍の体積に膨らみます。建築現場では、スプレー式の器具で建物の柱間などに吹き付けることから、吹付断熱とも呼びます。この断熱方法は木材に対しても接着力は高く、施工性が容易なことから、近年、普及しています。

(施工に向いている場所は、外壁)

鉱物系

グラスウール

グラスウールはガラスを高温で溶かしミクロン(1,000分の1ミリ)単位の細い繊維にして遠心力等で吹き飛ばし、綿状に細かく繊維化したものです。製造方法は、綿菓子をつくる原理と似ています。グラスウールは、熱を通しにくい空気の特性を活かし、ガラス繊維の間に無数の空気を閉じ込めた部屋を形成し、優れた断熱性能を発揮します。

(施工に適した場所:壁や天井)

ロックウール

ロックウールの原料は、鉄を生産する際に出てくる「高炉スラグ」や、玄武岩などの「天然岩石」です。それらを1,500〜1,600°Cの高温で溶かしたのち、遠心力で吹き飛ばし、繊維状に加工した人造鉱物繊維です。

(施工に適した場所:壁や天井)

それぞれの断熱材には特徴があり、場所や用途に応じて選ぶことが重要です。

断熱材の施工例

ミラフォーム

弊社が取り扱う断熱材は、ミラフォームという建材トップランナー制度の対象製品を採用しています。ミラフォームは主に押出法ポリスチレンフォームを使用しており、住宅や建築物の断熱に優れた効果を発揮します。

断熱性 

ミラフォームは、独立した無数の気泡からなる構造で、熱の伝導、輻射、対流を効果的に抑えます。熱伝導率ははコンクリートの約1/50です。 

防水性 

完全密閉状態の独立気泡が集まっているため、吸収率が非常に低く、結露の発生を防止。ダニやカビの発生もなく、建築物の耐久性も向上します。

作業性

ノコギリやカッターナイフで簡単に切断できます。接着剤を用いた取り付けも可能。現場での加工が容易です。

靭性

一枚ずつ成形する高均一断熱材。ワレ、カケ、ヒビの発生もほとんどありません。

環境への配慮

ノンフロン製品であり、ホルムアルデヒドを使用していないため、シックハウス対策にも適しています。

※シックハウスとは住宅や建物内の空気が化学物質で汚染されることで、それによって居住者が体調不良を起こすことをシックハウス症候群といいます。

おわりに

今回は住宅に使用される断熱材について、メリット、施工方法、種類などをご紹介しました。住宅にとって断熱材は非常に重要な存在です。家を建てる際には、断熱材の施工がしっかりと行われているかを確認することをおすすめします。また、既存の住宅でもリフォームによって断熱材を改修することで、普段感じている「暑さ・寒さ」の問題を解決することができます。

まだまだ暑さが続くこの季節、快適に過ごすために断熱リフォームを検討してみませんか?MIYAKOUでは、お客様のニーズに合わせた最適な断熱リフォームをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談くださいね。

エコで快適!窓リノベーションで叶える持続可能な暮らし

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先進的窓リノベ2024事業

日本の環境省が既存住宅の窓やドアを断熱性高いものに改修することで、エネルギー消費の軽減、健康で快適な生活の実現、そして家庭からCO2排出量を削減に貢献することとして、2024年3月29日から予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで)、補助金制度を行っています。

事業内容について

1.対象住宅:申請対象となるのは、既存住宅であり、建築から 1年が経過した住宅または、過去に人が移住した住宅

2.申請方法:施工者が(工務店等)窓リノベ事業者となり、申請をしますので、お客様の面倒な負担はありません。

3.対象工事:ガラス交換、内窓交換、外窓交換、ドア交換

4.補助額補助金の申請額は5万以上であり、1戸当たりの補助上限は200万円です。

5. 工事着手期間:2023年11月2日~遅くとも2024年12月31日まで

お家の窓のこんなお悩みありませんか?

・夏は窓からの熱気があり、部屋が暑くなる。

・冬は窓から冷気があり、部屋が寒い。

・結露がひどく、カビができる

・お風呂場が寒い

・冷暖房がききにくい

・騒音を防ぎたい

・窓をリフォームしたいけど値段が気になる

このようなお悩みは、すべて窓リノベで解決できます。さらに、窓リノベは手軽に行える上、効果をすぐに実感できるのが魅力です。

窓リノベーションはこんな方にもおススメ

  • エネルギー効率を向上させたい!

断熱窓は、冷暖房の効率を高め、エネルギー消費を減らすことができるので地球温暖化対策にもつながります。

  • 快適な生活を送りたい!

断熱窓は室内の温度を一定に保ち、外の騒音を減らす効果もあります。周りの音がうるさい、部屋の冷暖房が効かない、日差しが眩しいなどお困りのお客様にぴったりです。

  • 住宅の価値を高めたい。

断熱窓は住宅の市場価値を向上させる改修として評価されています。

  • 老朽化した窓の交換

古い窓は断熱性能が低く、修理や交換が必要な場合があります。

窓リノベ施工事例

先日、補助金の申請で窓リノベをさせて頂いた施工例をご紹介させていただきます。

こちらのお客様は現在お住いのお家を現代風にしたい!というご依頼で、2つのお部屋を1つのLDKにし、洋間1部屋のリフォームをされました。この2部屋の窓4か所を窓リノベーションされ、実際の施工金額として半額の27万円が返金されました。

既存の窓はアルミサッシの窓からLow-Eペアガラス(アルゴンガス使用)の窓にリノベーションしました。

窓リノベ施工事例

Low-Eペアガラス(アルゴンガス)

本ガラスとガラスの間の空気層に「アルゴンガス」を封入して、さらに断熱効果を高めた複層ガラスです。優れた断熱性能により、冷暖房のエネルギー消費を抑えることができ、光熱費の節約に繋がります。また、アルゴンガスは不活性ガスであり、オゾン層に影響を与えないため、環境への配慮もできます。

Low-Eペアガラス(アルゴンガス)解説

今回の施工ではLow-Eペアガラス(アルゴンガス)を採用しましたが、他にも窓ガラスの種類は沢山あります。日当たりの良い部屋など、窓の配置や大きさによっても選択する窓が変わってきます。プロフェッショナルなアドバイスを受けることで、長期的なコストの削減、エネルギー効率の向上、そして何よりも居住者の快適さを確保することができます。窓ガラスの選択は建物の美観だけでなく、生活の質にも大きく影響するため、慎重に選ぶことが大切です。

改修費用の半額相当を定額補助してもらえるこの機会にぜひご検討ください!ご相談お待ちしていますね。

お部屋に合った、フローリングの選び方と失敗しないコツ

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床板として人気が高いフローリング材。しかし、いざ取り入れようと思うと、種類がたくさんあって「どれを選べば良いの…?」と悩んでしまいますよね。

そこで今回は、フローリング材の選び方や失敗しないコツのポイントを解説します。おしゃれで快適な空間を作るため、ぜひ参考にしていただければと思います。

フローリング選びのポイント

1.ライフスタイルに合わせる

どのような生活を送っているか、またはこれから送りたいかを考えてフローリングを選ぶことが大切です。

〇子育て中の家庭…お手入れが簡単で、補修がしやすいもの。

〇子供が独立して夫婦のみ…落ち着きのある木質感重視。

〇ペットと暮らしている…汚れにくく滑りにくいもの。

2.部屋の用途を考慮する

リビングやキッチン、子ども部屋など、部屋の用途に応じてフローリングの種類を選びます。

〇リビング…来客があり、家族が集まる場。高級感や木質感があり、床暖房に対応したもの。

〇キッチン…常に水汚れ、油汚れのリスクがあるので、お手入れや補修を重視したもの、汚れに強いもの。

子供部屋…汚れや傷がつくリスク。汚れや傷に強く、滑りにくい。音が響きにくい。テクスチャーや素材感が好ましいもの。

3.インテリアとの調和

既存の家具や部屋のデザインに合うフローリングを選ぶことで、統一感のある空間を作り出すことができます。

フローリング選びの失敗しないコツ

1.実際に体感する

小さなサンプルだけでなく、実際に施工されたフローリングを見て、触れて、体感することで、質感や色合いを確認することが大切です。

2.下地と工法を確認

木下地かコンクリート下地かによって適したフローリングが異なりますので、物件の下地を確認しましょう。

3.フローリングの種類を理解する   

無垢、挽き板、突き板、シートなど、フローリングの種類ごとの特性を理解し、それぞれのメリットとデメリットを考慮して選びましょう。

4.メーカー選び

メーカーによって品質やデザインが異なるため、信頼できるメーカーから選ぶことも大切です。施工事例の豊富さや会社情報を確認し、自分の好みやセンスに合うか見極めましょう。

フローリング選びのポイントは、自分の生活スタイルに合った素材やデザインを選ぶことにあります。耐久性やメンテナンスのしやすさ、さらには色や質感が、日々の快適さに大きく影響します。

フローリングの施工例1.ピノアース

実際に宮下工務店で、フローリングのリフォームの際に採用させていただきました、2点の床材についてご紹介させていただきます。

先日、アパートの改修工事にて、特にリビングのフローリングにこだわり、ウッドワンの「ピノアース」を選定しました。この床材は、その美しさと機能性で、改修されたアパートのリビング空間を一層引き立てています。

アパート改修にてフローリングの張り替えをランクの高いウッドワンのピノアースに選定

ウッドワンのピノアースとは?

木のプロ、ウッドワンがニュージーランドの森で1本1本丁寧に育てたニュージーパインという高級品材から生まれた無垢材です。

ピノアースの特徴

1.足感フロア

ピノアースは浮造り仕上げで、素足にあたる感触が柔らかく、滑りにくく歩きやすいです。また、天然の塗料を使用して仕上げており、木の質感をそのまま味わえます。

2.再造林率100%

ウッドワンの森のニュージーパインは、伐採後も100%の再造林を行って持続可能な社会の実現に貢献しています。

3.豊富なデザイン

カラーバリエーションも豊富で、無垢の木の建具もピノアース材を使用しており、伸びやかな木目と柔和な表情が印象的です。

ピノアースは木の風合いを大切にしながら、快適な足触りと美しいデザインを提供します。

ピノアースに込めた思い

ウッドワンでは、ニュージーランドで植林・育林をしていて、地球環境に配慮した商品づくりをコンセプトとしています。ピノアースの「ピノ」は松材や松ぼっくりを表す言葉で、「アース」は地球を表しています。

ピノアースフローリングのメリット

〇断熱性や保湿性などの「調節作用」があるため、夏はさらっと冬は暖かい。

〇カビやダニ、ウィルスが発生しにくい。

〇表面が「浮造り仕上げ」になっているため、汚れや傷に強い。

〇使い込むほど落ち着いた色合いになり、「我が家」だけの色になる楽しみ。

〇木の色はあたたかみや和みがあり、また、紫外線を吸収してくれるため、目が疲れにくい。

〇森林浴の香りでリラックスさせてくれる。

実際の施工例2.コンビットニューアドバンス

次に、キッチンの物置床の改修工事、お部屋のフローリングのリフォームの床材に「コンビットニューアドバンス」を選定したので、こちらもご紹介させていただきますね。

こちらもウッドワン製品で、コンビットニューアドバンスは、美しい仕上がりと耐久性を兼ね備えた床材で人気の商品となっています。

コンビットニューアドバンスの特徴とメリット

1.プロテクト塗装で仕上げられた美しい仕上がり

コンビットニューアドバンスは、プロテクト塗装で仕上げられており、美しい質感と汚れに強い使用となっています。

木の風合いを手軽に楽しめるよう、省施工・低コストを実現しながら、さまざまな空間演出を可能にします。

2.汚れに強い仕様

コンビットニューアドバンスは、汚れに強い特性を持っています。食べこぼしやソースのシミなどをはじめ、ヘアカラーが付着した場合でも汚れが拭き取れるコートを施しています。

食品汚れやクレヨンなどの汚れが取れやすく、染みがつきにくくなっています。

3.すり傷やひっかき傷に強い

スリッパ歩きなどでつく、すり傷などの摩耗が目立ちにくくなっています。

オモチャや掃除機などによるひっかき傷がつきにくい仕様です。

4.その他の特長

キャスターや落とし物などによるへこみ傷がつきにくい仕様です。

車椅子をご使用の場合のすり傷をつきにくくしています。

ホットカーペットや床暖房にも対応しています。

コンビットニューアドバンスの種類

〇コンビットニューアドバンス101

〇コンビットニューアドバンスV152

〇コンビットニューアドバンス75

以上の3種類があり、それぞれ、縦V溝、横V溝の幅の長さによって分けられています。

※V溝とはVカットとも呼ばれ、基板製造における一般的な集合基板の加工方法です。

幅の狭いフローリングの印象

  • 軽快な雰囲気…スリムなラインが多く、動きが感じられるため、空間全体が軽やかに見えます。
  • 賑やかな印象…細かいラインが連続することで、部屋にリズムと活気をもたらします。
  • 暖かみ…木目が細かく感じられ、より温かみのある雰囲気を作り出すことができます。
  • 長さを強調…縦方向の視覚効果が強調され、部屋がより長く見える効果があります。
  • 空間の拡張…狭い空間でも、フローリングのラインが縦に流れることで、視覚的に広がりを感じさせます。
コンビットニューアドバンス75の施工例

幅の広いフローリングの印象

  • どっしりとした重厚さ…広い板は安定感があり、力強い印象を与えます。
  • 落ち着いた印象…広い幅のフローリングは、落ち着きと洗練された雰囲気を演出します。
  • ゆったりとした心地よさ…広いスペースが心地よいリラックス感を提供します。
  • 広々とした空間の広がり… 大きな板は視覚的に空間を広く見せ、開放感をもたらします。
  • 大きい木目のナチュラル感…大きな木目は自然の美しさを強調し、ナチュラルな雰囲気を作り出します。

溝の感覚が広いことで溝に溜まる汚れが少なくなることで、お掃除も楽になります。溝の幅が広いフローリングはデザイン的にも最近の流行となっています。

コンビットニューアドバンスV152

これらの特性を活かして、部屋の広さや用途に合わせてフローリングを選ぶことで、理想的な空間を創造することができます。インテリアの全体的なバランスを考慮しながら、フローリングの幅や色、材質を選ぶことが重要です。

さて、フローリング選びの重要性についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか。適切なフローリングを選ぶことは、住まいの快適性と美観を大きく左右します。

宮下工務店では、理想の空間を創造するために、お客様一人ひとりのニーズに合わせたサービスを提供することを心がけています。フローリング選びから設置まで、専門的なアドバイスが必要な際は、いつでも宮下工務店までお気軽にお問い合わせください。お客様の理想とする住まいづくりを全力でサポートさせていただきます。ご連絡をお待ちしております。

毎日の大変な家事を少しでも楽に

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近年、注文住宅を建築する際に主婦の方から人気が出てきたのが「家事部屋」です。家事をラクにするものとして、間取りや動線を工夫することが注目されています。家事部屋があることで家事の効率化を図ることができ、より快適に生活することが可能となります。

家事部屋とは

家事部屋とは、洗濯やアイロン掛け、住まいの補修や日々の事務的な作業など、家事作業を効率的に行うための部屋です。さまざまな用途に用いることから、ユーティリティスペースとも呼ばれています。専用のひとつの部屋が基本ですが、部屋の一角に家事コーナーとして設けるケースもあります。仕事等で忙しくて家事を効率的に行いたい方々にとっては魅力的なスペースのひとつです。

キッチン横にパントリー機能を備えた家事部屋を設置することで、食材や日用品をストックできるスペースとして活用できます。

家事部屋の活用方法

家事部屋は洗濯や掃除のスペースにとどまらず、衣類の管理から趣味の時間まで多様な活用が可能です。家事部屋の可能性を広げ、日々の生活をより豊かで快適なものにしましょう。

ランドリースペースとして

家事の中でも、洗濯は時間がかかり、負担に感じている方も多いのではないでしょうか。家事部屋をランドリースペースとして活用することで、洗濯物を洗うことから畳むことまで、一室で完結させられます。最近は花粉やPM2.5対策、夜洗濯で室内干しをする人も増えてきました。部屋干しユニットやアイロン台を備えた洗濯動線を重視したランドリースペースは、日々の洗濯作業を快適にし、家事効率を大きく高めることもできます。

衣類の収納スペースとして

最近は衣類を収納できるクローゼットを置いて洋服収納としても活用されています。脱衣所と兼ねている場合はファミリークローゼットを置いておくと、洗濯から収納、入浴後の着替えまでが一連でできる為、生活動線を格段に効率化できます。季節ごとの衣類、アクセサリー、靴などを一ヶ所で管理することもできます。

家族の衣服を家事部屋にまとめることで、家事の負担を大幅に軽減できるでしょう。

事務作業のスペースとして

家事部屋を事務作業のスペースとして活用することで、家の中にオフィス環境をつくり出すこともできます。

書類整理、パソコン作業、通信機器の設置など、仕事に必要な機能を集約することで、集中力を高め、家計簿やパソコン、趣味などの作業を効率的に進めることができるでしょう。家事の合間に休憩スペースとしても活用可能です。また、家族の生活空間と分けることで、仕事とプライベートの境界を明確にでき、オンライン会議の参加も気兼ねなくできる利点もあります。家事室を事務スペースとして活用することは、在宅勤務が増える現代において特に有効な手段の一つです。

食品保管などのパントリーとして

家事部屋をパントリーとして活用することで、食材の保管や整理に特化した空間をつくれます。

キッチンの横にパントリー機能を兼ね備えた家事部屋を設置することで、日用品や食材のストックが把握でき、料理の効率が大幅に向上します。また、管理しやすくなることで、無駄な買い物も防げるでしょう。

家事部屋は必ずしも居室である必要はありません。適した場所であれば、小さなスペースでも十分活用することができます。また、ライフスタイルや家事のやり方は人それぞれです。家事部屋は、「十人十色」と言っても良いでしょう。

家事部屋のメリット

家事動線が効率化する

最大のメリットは家事動線の効率化です。洗濯にまつわる作業を一部屋に集約することができるので、時間の短縮や、キッチンの隣に配置することでスキマ時間にちょっとしたパソコン作業ができたりと、日々の家事が楽になります。

LDKがきれいに保てる

家事部屋を設けることで、洗濯物の収納スペースとして活用することができるため、リビングに家事を持ち込む必要がありません。室内干しの際に、来客時に洗濯ものが目に触れないのも安心です。また、趣味で使用した作業中のアイテムをその都度片づける必要もありません。

プライベート空間が持てる

忙しい家事や育児の合間に休憩スペースとしても活用できるので、ほんの短い時間でもほっと一息つける一人の時間が持てる場所があるのも忙しい主婦にとっては魅力です。

快適な家事室があれば家事が楽しくなる

家事をする時間はリビングでゆっくりする時間よりも長いことも。快適にできる家事部屋をつくることで、家事が楽しくなるというのが最大のメリットですね。

まとめ

家事部屋は家事動線を効率化するだけでなく、趣味の部屋としての活用も可能で、とても魅力的です。しかし、家事部屋の設置は、建築費用も上がるため、本当に自分たちの生活に必要かどうか判断しなければなりません。自分たちにぴったりの家事部屋を作る為には、自分の家事のやり方を今一度確認すること、家族の生活習慣を観察することがポイントです、生活動線と家事動線が混み合わないか注目してみると良いでしょう。宮下工務店はお客様のプランニングをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。家の中に少しのスペースをプラスすることで、忙しい毎日を少しでも楽しくラクにして、暮らしにゆとりをプラスしたいですね。

家の中をクラシックに。黒いコンセントが人気!?

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オール黒コンセントについて

部屋の電気設備を黒い製品でまとめることで上質で洗練された空間を演出できる、オール黒コンセントに昨今人気が高まっています。

白いコンセントソケットが多いですが、黒にするとグッとシックに引き締まります。

住宅の中でも床・壁・天井、電気設備を取り付けるところはさまざま。従来は白が主流だったコンセントソケットを黒いものにすることで印象が引き締まったり、床や壁をシックな色合いにしても違和感なくつけられます。

黒のイメージはかっこよく、男性らしくもできますし、ナチュラルな空間の中にも、黒をアクセントカラーで入れるとお洒落な雰囲気が際立ちます。

また、黒はアンティーク家具など濃い色の家具にも取り入れやすいです。

シックな空間に黒のアクセントがよく映えます。

以前は配線器具はできるだけ目立たなく、床や壁の中に埋め込んだり、壁のコーナーや節目に沿わせて設置したりしてました。

近年はコンクリートっぽさが溢れるインダストリアル(工業的)デザインが人気だったり、電源も天井から吊るしたり、見せる形での配線器具も多くなってきました。

コロナ禍でおうち時間を大事にする価値観が高まる中、グリーンを家の中に取り込むバイオフィリックデザインのトレンドもあり、そこにどう黒が生かされるのかという流れもあります。

リフォームの際に、「コンセントもお洒落に見せたい」そんなご要望もお伺いします♪

平屋のメリットとデメリット

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自分の生活スタイルや家庭の在り方によって、建てる家を平屋か二階建てなどのどちらかに選択するときにメリット・デメリットを含め「平屋」に向いている家庭をお伝えします。

平屋のメリット

1.利便性

平屋は階段がないため、高齢者や体力が制限されている人々にとっては非常に利便性が高いことがポイントです。

2.安全性

火災や地震などの災害時において、平屋は避難が比較的容易です。階段がないため、避難経路が簡略化され、非常に安全です。

3.エネルギー効率

平屋の住宅は一般的に建築面積が小さく、屋根の面積が少ないため、冷暖房の効率が向上し、エネルギーコストの削減につながります。

4.メンテナンスのしやすさ

平屋は一般的に構造が単純で、屋根や外壁などのメンテナンスが比較的容易です。

5.開放感

平屋は天井が高く、広々とした空間を提供でき、開放感があります。

平屋のデメリット

1.土地利用効率の低さ

平屋は建築面積が広いため、同じ敷地面積の2階建て住宅よりも広い土地が必要になってきます。

2.建築コストの増加

平屋は基本的に建物の広がりが大きいため、基礎や屋根などの建築コストが増加する傾向があります。

3.プライバシーの欠如

一階の部屋から外が見えやすいため、通行人や隣近所からのプライバシーが少ないことがあります。

4.将来の増改築の難しさ

平屋は基本的な構造が広がり型であるため、将来的な増改築が難しいことがあります。

5.外部からの視線への配慮

平屋は一般的に外からの視線が容易に入られる可能性があります。

平屋のメリット・デメッリトを踏まえ、平屋に向いている家庭


平屋は、年齢層の高い方が住みやすいというイメージもあるが、最近では若い世代の方にもメリットを感じている人も多くいます。家族とコミュニケーションをとる時間を増やしたい、とにかく家事や育児を楽にしたい、家族全員の行動時間が大体同じという方などには、平屋づくりの家を魅力的に感じるのではないでしょうか。

東屋の意味や役割について

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公園や庭園内などに、ベンチや机を囲うように設置してある屋根と柱だけの建物を「東屋」といいます。

東屋というと、見たことはあるが何のためにあるものなのか、知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は「東屋」という言葉の意味や役割について紹介していきます。

東屋の言葉の由来

東屋の言葉の由来として、都から見て東方に位置する地域で主に利用されていたことから「東屋」と呼ばれるようになったといわれています。また、東屋は別名で四阿(しあ)と呼ばれており、その「阿」には「棟」という意味を持ち、四方に屋根がふき下ろされている様子を表しています。

東屋とは屋外の小さな建物のこと

東屋の側面は柱だけで壁がないことが多く、壁があったとしても簡単な作りになっているのが一般的です。屋根の部分は藁(わら)や茅(かや)、板などが四方にふき下ろされています。東屋自体が周囲の自然や庭の風景に溶け込むように作られていることが多く、設置することで景色に優雅な趣を与える効果があります。

東屋の役割とは

東屋は、屋外での休憩や景色を眺めるためのスペースとしての役割があります。家の庭に設けることで、屋根が日差しを遮り、心地良い風を感じながらお茶や読書、バーベキューを楽しむことができます。また、庭の景色を内側から楽しむことや、家の外観をゆっくりと落ち着いて眺めることもできます。このような休憩できるスペースがあれば、自然と庭に足が向く機会が増えて、屋外活動による健康促進に繋がることも期待できます。

東屋の活用法について

東屋の活用法として、農機具や除雪機など屋外で使う大型機器の保管にも使用できます。また、東屋はおしゃれな雰囲気を演出することができるアイテムであり、庭の雰囲気や家の外観に合わせて好みのデザインを考えることができます。庭をもっとおしゃれにしたいという方は、素敵な庭づくりのアクセントの一部として、東屋を活かしてみると良いでしょう。

今回は、公園の東屋を設置させていただきました。一回事務所で組んでから、現場で組みなおしています。机やベンチも制作中です。

皆さんの小さなお困りごとや願い事を叶えることができればと思います。

ベランダとバルコニーやテラスの違いとは

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家づくりや住まい探しをしていると「ベランダ」や「バルコニー」、「テラス」という言葉をよく耳にします。何となく家の外の空間というイメージを持つ方も多いと思いますが、この3つの言葉はそれぞれ違う場所を意味しています。では、ベランダ、バルコニー、テラスの3つの違いとはどのようなものでしょうか?それぞれの特徴とその違いについて詳しく見ていきたいと思います。あわせてメリットとデメリットについてもご紹介します。

ベランダとは

建物の外に張り出した手すりつきの開口部で、真上に屋根やひさしを設けてあるスペースです。屋根があるので雨よけになり、洗濯物を干すのに適しています。マンションでは、屋根となる部分が上階のベランダになっているのが一般的です。ベランダには、非常時に突き破って隣の部屋に移動することができる薄い仕切りや、下の部屋に移動する避難用の梯子が備えつけられています。

バルコニーとは

バルコニーは、室外に張り出した屋根がない手すり付きの屋外スペースを指します。バルコニーは屋根で日差しが遮られないため、日当たりがよく開放感があるのが特徴です。最近では階下の屋根部分を利用したルーフバルコニーも人気です。

テラスとは

テラスとは、基本的に1階のリビング前などに突き出して設置されたスペースを指します。フランス語では「盛り土」を意味することから台上になっており、庭とはスペースを区切るように一段高くなっていて、リビングとつながっていることも多いです。素材はタイルやウッドデッキ、コンクリートなどが使用されています。

マンションにおいては「共用部」となる

ベランダとバルコニーは、マンションなど集合住宅においては「共用部」となります。そのため、リフォームを行う場合にも制限があり、組合などへの届け出が必要な場合もあります。

このように、それぞれ違った意味なのですが、建築基準法においては、これらの言葉は区分されていません。ただし、バルコニー等としては構造や屋根の有無、手すりの高さなどには細かな規定があり、建ぺい率や延床面積の計算などに利用されています。

ベランダのメリット・デメリット

屋根やひさしがあるベランダは、雨風をしのぎやすいのが最大のメリットです。また、太陽光を遮ってくれるのもメリットです。夏場で日差しの強い日には、室内の温度上昇を防ぐ効果も発揮します。

一方で、日差しを取り入れたい時に、屋根があるぶん採光しにくい場合も。周辺に高い建物がある環境や北向きに建てられた住宅だと、日当たりが悪く感じる場合もあるでしょう。

バルコニーとテラスのメリット・デメリット

バルコニーやテラスには屋根やひさしがなく、日差しを目一杯取り込めるのがメリットです。明るく開放感のある空間を作りたい方に適しています。バルコニーとテラスに面している部屋に明るさを確保できるほか、寒い冬場は室内を温める効果も発揮します。また、テーブルやイスを置けば、屋外のリビングのようなイメージで活用できるのが魅力です。食事やティータイム、日光浴などくつろぐ場所として使われるほか、洗濯物を干す場所としても役立ちます。バーベキューや家庭菜園、ガーデニング、子どもの遊び場としても活用可能です。

ただし、日当たりを確保できる反面、夏場は暑すぎる場合があります。バルコニーとテラスに面した部屋の温度が上昇し、エアコンの消費電力が気になるケースもあるでしょう。強い日差しが気になる場合は、日差しを遮ることができるオーニングやシェードなどを利用して対策する方法があります。また、屋外にあるためどうしても汚れやすく、気持ちよく使うためにもこまめな清掃が必要です。

プライバシー面と防犯面を意識する。

ベランダ、バルコニー、テラスは、近隣の住民や通りかかる人の視線にさらされやすい環境であり、防犯面で少し不安があります。空き巣被害において侵入経路としてよく使われます。プライバシーの確保や防犯対策として、侵入しにくい手すりやフェンスを設置すると良いでしょう。

おわりに

ベランダやバルコニー、テラスなど、家の中と外を繋ぐ空間はとても魅力的に感じますよね。マイホームを建てる時にはぜひ採用したいと思っている方も多いのではないでしょうか。それぞれ呼び方だけでなく、微妙に定義が異なることがわかりました。それぞれの特徴と注意点を知った上で、家の中と外を繋ぐ空間の設計を検討してみてくださいね。

こだわりポイント沢山のグランピング施設の全貌公開!

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兵庫県丹波市山南町にできるグランピング施設の施工に関わらせていただきました。

浴槽とトイレの棟

東屋からお風呂に!蔵を宿泊施設にとリフォームいたしました。 その全貌を公開いたします。

浴槽棟

まずは、お風呂ですが、檜の浴槽、洗面室、トイレをつくりました。

浴室は、壁に「うずくり」という焼板も使っており、とってもいい香り&高級感です。

また、山の景色が見えるようにと大きい窓もこだわりのポイントです。

洗面室は洗面台と鏡が2つあり、ゆったりと使えるようになっています。

テラスもあり、ここでのんびりするのもよさそうですね。

宿泊棟

次に、蔵の宿泊施設ですが、2つの蔵があり、それぞれ2階建てでした。

蔵の1つに、中に切り株があり、びっくりしたのも印象的です。

2階のフローリングも檜なので、こちらも良い香りがして、リラックスしていただけると思います。

また、蔵独自の重たい扉を、開閉しやすい一般的な扉にしました。

柱などの部分はそのまま使用し、綺麗にして活かしています。

あとは、家具などが入るだけ、とってもわくわくしますね。

Instagramで詳しく紹介しています。

https://www.instagram.com/miyashita_iiie/

巾木の役割と種類について

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「巾木」という言葉を聞いたことはありますか。普段生活していく中で、聞きなじみのない言葉かもしれませんが、とても重要な役割を担っているものになります。そこで今回は、巾木とはどのようなものなのか、特徴や種類についてご紹介していきたいと思います。

巾木とは

壁と床の境目に取り付ける部材のことを指します。およそ3〜10cm程度であることが多いため、普段はあまり意識しない方も多いかと思います。

家づくりでは床材と壁材を接合する際に隙間ができます。その隙間を隠して見た目やデザインをきれいにしたり、おしゃれにしたりする役割をもっているのが巾木です。地震の時には緩衝材として壁と床の間に巾木を入れることにより、衝撃を分散させ、住宅を守る役割も果たす頼もしい存在です。

陰で支える存在

掃除の際などぶつけたり、汚したりすることで壁のクロス等が駄目になってしまうことがありますが、そのような状況から守るといった役割も存在しています。クロスや壁が汚れたり、駄目になってしまったりした場合は、全体を取り替える必要が出てくるため、毎回修理するとなると大変ですよね。しかし巾木があれば、その場所だけ取り替えることができるため、費用面や手間も省くことができます。

このように巾木は地味なものかもしれませんが、住宅や建物を支える上で、複数の面で役立っています。

巾木の種類

木巾木

木巾木は、木造住宅で使われる一般的な巾木です。厚みがしっかりしており、剥がれない性質で、木の質感で豊かな自然の風合いを出せる特徴があります。木巾木の中央部分には溝があり、通常は接着剤と細い釘で固定します。この溝の目的は固定するときに釘頭を隠す(目立たない)といった役割があります。そのほかにも床材などと同じ色や材料を使うことで部屋全体に統一感をもたせることができるというメリットがあります。

ソフト巾木

ソフト巾木は、主に塩化ビニル素材で作られており、柔軟性を持つ巾木です。鉄筋造りや鉄筋コンクリートで多く用いられています。素材が柔らかく、容易に曲げられるため、施工しやすいのが特徴です。水分に強く汚れが付きづらい性質もあり、クッションフロアのトイレや洗面所などの水場で使うことにも適しています。また、柔らかさを活かして掃除機などが当たる衝撃を和らげられるのも、塩化ビニルならではの強みです。木巾木と比較して価格を低く抑えることが可能です。

オーダー家具なら大丈夫

そんな建造物にとって非常に重要な役割を担っている巾木ですが、家具の配置の際にでっぱりが邪魔をして壁にぴったり置くことができないなんてことがありますよね。オーダーメイドの家具なら、巾木用のスペースやコード類のスペースもお作りしてすっきりと見せることができます。ちょっとした暮らしの困りごと、お家の快適な暮らしに寄り添えます。ぜひご相談ください。

リフォーム相談会のお知らせ

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2024年1月28日(日)の10:00~17:00まで

京都府福知山市ショールームでリフォーム相談会を開催いたします。

ご来場ご予約いただけると、嬉しいプレゼント付き!

ぜひ、この機会にご相談ください。