毎日の大変な家事を少しでも楽に

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近年、注文住宅を建築する際に主婦の方から人気が出てきたのが「家事部屋」です。家事をラクにするものとして、間取りや動線を工夫することが注目されています。家事部屋があることで家事の効率化を図ることができ、より快適に生活することが可能となります。

家事部屋とは

家事部屋とは、洗濯やアイロン掛け、住まいの補修や日々の事務的な作業など、家事作業を効率的に行うための部屋です。さまざまな用途に用いることから、ユーティリティスペースとも呼ばれています。専用のひとつの部屋が基本ですが、部屋の一角に家事コーナーとして設けるケースもあります。仕事等で忙しくて家事を効率的に行いたい方々にとっては魅力的なスペースのひとつです。

キッチン横にパントリー機能を備えた家事部屋を設置することで、食材や日用品をストックできるスペースとして活用できます。

家事部屋の活用方法

家事部屋は洗濯や掃除のスペースにとどまらず、衣類の管理から趣味の時間まで多様な活用が可能です。家事部屋の可能性を広げ、日々の生活をより豊かで快適なものにしましょう。

ランドリースペースとして

家事の中でも、洗濯は時間がかかり、負担に感じている方も多いのではないでしょうか。家事部屋をランドリースペースとして活用することで、洗濯物を洗うことから畳むことまで、一室で完結させられます。最近は花粉やPM2.5対策、夜洗濯で室内干しをする人も増えてきました。部屋干しユニットやアイロン台を備えた洗濯動線を重視したランドリースペースは、日々の洗濯作業を快適にし、家事効率を大きく高めることもできます。

衣類の収納スペースとして

最近は衣類を収納できるクローゼットを置いて洋服収納としても活用されています。脱衣所と兼ねている場合はファミリークローゼットを置いておくと、洗濯から収納、入浴後の着替えまでが一連でできる為、生活動線を格段に効率化できます。季節ごとの衣類、アクセサリー、靴などを一ヶ所で管理することもできます。

家族の衣服を家事部屋にまとめることで、家事の負担を大幅に軽減できるでしょう。

事務作業のスペースとして

家事部屋を事務作業のスペースとして活用することで、家の中にオフィス環境をつくり出すこともできます。

書類整理、パソコン作業、通信機器の設置など、仕事に必要な機能を集約することで、集中力を高め、家計簿やパソコン、趣味などの作業を効率的に進めることができるでしょう。家事の合間に休憩スペースとしても活用可能です。また、家族の生活空間と分けることで、仕事とプライベートの境界を明確にでき、オンライン会議の参加も気兼ねなくできる利点もあります。家事室を事務スペースとして活用することは、在宅勤務が増える現代において特に有効な手段の一つです。

食品保管などのパントリーとして

家事部屋をパントリーとして活用することで、食材の保管や整理に特化した空間をつくれます。

キッチンの横にパントリー機能を兼ね備えた家事部屋を設置することで、日用品や食材のストックが把握でき、料理の効率が大幅に向上します。また、管理しやすくなることで、無駄な買い物も防げるでしょう。

家事部屋は必ずしも居室である必要はありません。適した場所であれば、小さなスペースでも十分活用することができます。また、ライフスタイルや家事のやり方は人それぞれです。家事部屋は、「十人十色」と言っても良いでしょう。

家事部屋のメリット

家事動線が効率化する

最大のメリットは家事動線の効率化です。洗濯にまつわる作業を一部屋に集約することができるので、時間の短縮や、キッチンの隣に配置することでスキマ時間にちょっとしたパソコン作業ができたりと、日々の家事が楽になります。

LDKがきれいに保てる

家事部屋を設けることで、洗濯物の収納スペースとして活用することができるため、リビングに家事を持ち込む必要がありません。室内干しの際に、来客時に洗濯ものが目に触れないのも安心です。また、趣味で使用した作業中のアイテムをその都度片づける必要もありません。

プライベート空間が持てる

忙しい家事や育児の合間に休憩スペースとしても活用できるので、ほんの短い時間でもほっと一息つける一人の時間が持てる場所があるのも忙しい主婦にとっては魅力です。

快適な家事室があれば家事が楽しくなる

家事をする時間はリビングでゆっくりする時間よりも長いことも。快適にできる家事部屋をつくることで、家事が楽しくなるというのが最大のメリットですね。

家事部屋のデメリット

建物面積が大きくなる

家事部屋を設ける場合、建築面積が大きくなるため建築費が割高になります。敷地面積や予算との兼ね合いに注意しましょう。また、狭い敷地に家事部屋を設ける際も、他の部屋のスペースを削減する必要があり、リビングや寝室といった生活の中心となる場所や子ども部屋などの居室が狭くなることも。

結局あまり使わない可能性がある

子どもが小さい時などは、家事部屋があっても、部屋から子どもの様子が確認できないと不安で、結局リビングで家事をするといったことも多いのではないでしょうか。初めは効率的な家事の進行を期待して設置するものの、日々の忙しさの中で家事部屋まで足を運ぶのが面倒になり、使われる頻度が減少することがあるようです。家事室の整理整頓が追いつかず、使いにくい状態になってしまうことも少なくありません。このように家事動線や間取りが悪くデッドスペースになったという意見もあり、間取りの工夫などが求められます。

家族とのコミュニケーションが減る

個室の家事部屋は、家族とは別の部屋で家事をすることになるため、家事をしている間は家族とのコミュニケーションが取れないことも。 特に小さな子どもが他の部屋にいると不安で目が離せません。

まとめ

家事部屋は家事動線を効率化するだけでなく、趣味の部屋としての活用も可能で、とても魅力的です。しかし、家事部屋の設置は、建築費用も上がるため、本当に自分たちの生活に必要かどうか判断しなければなりません。自分たちにぴったりの家事部屋を作る為には、自分の家事のやり方を今一度確認すること、家族の生活習慣を観察することがポイントです、生活動線と家事動線が混み合わないか注目してみると良いでしょう。宮下工務店はお客様のプランニングをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。家の中に少しのスペースをプラスすることで、忙しい毎日を少しでも楽しくラクにして、暮らしにゆとりをプラスしたいですね。

家の中をクラシックに。黒いコンセントが人気!?

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オール黒コンセントについて

部屋の電気設備を黒い製品でまとめることで上質で洗練された空間を演出できる、オール黒コンセントに昨今人気が高まっています。

白いコンセントソケットが多いですが、黒にするとグッとシックに引き締まります。

住宅の中でも床・壁・天井、電気設備を取り付けるところはさまざま。従来は白が主流だったコンセントソケットを黒いものにすることで印象が引き締まったり、床や壁をシックな色合いにしても違和感なくつけられます。

黒のイメージはかっこよく、男性らしくもできますし、ナチュラルな空間の中にも、黒をアクセントカラーで入れるとお洒落な雰囲気が際立ちます。

また、黒はアンティーク家具など濃い色の家具にも取り入れやすいです。

シックな空間に黒のアクセントがよく映えます。

以前は配線器具はできるだけ目立たなく、床や壁の中に埋め込んだり、壁のコーナーや節目に沿わせて設置したりしてました。

近年はコンクリートっぽさが溢れるインダストリアル(工業的)デザインが人気だったり、電源も天井から吊るしたり、見せる形での配線器具も多くなってきました。

コロナ禍でおうち時間を大事にする価値観が高まる中、グリーンを家の中に取り込むバイオフィリックデザインのトレンドもあり、そこにどう黒が生かされるのかという流れもあります。

リフォームの際に、「コンセントもお洒落に見せたい」そんなご要望もお伺いします♪

平屋のメリットとデメリット

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自分の生活スタイルや家庭の在り方によって、建てる家を平屋か二階建てなどのどちらかに選択するときにメリット・デメリットを含め「平屋」に向いている家庭をお伝えします。

平屋のメリット

1.利便性

平屋は階段がないため、高齢者や体力が制限されている人々にとっては非常に利便性が高いことがポイントです。

2.安全性

火災や地震などの災害時において、平屋は避難が比較的容易です。階段がないため、避難経路が簡略化され、非常に安全です。

3.エネルギー効率

平屋の住宅は一般的に建築面積が小さく、屋根の面積が少ないため、冷暖房の効率が向上し、エネルギーコストの削減につながります。

4.メンテナンスのしやすさ

平屋は一般的に構造が単純で、屋根や外壁などのメンテナンスが比較的容易です。

5.開放感

平屋は天井が高く、広々とした空間を提供でき、開放感があります。

平屋のデメリット

1.土地利用効率の低さ

平屋は建築面積が広いため、同じ敷地面積の2階建て住宅よりも広い土地が必要になってきます。

2.建築コストの増加

平屋は基本的に建物の広がりが大きいため、基礎や屋根などの建築コストが増加する傾向があります。

3.プライバシーの欠如

一階の部屋から外が見えやすいため、通行人や隣近所からのプライバシーが少ないことがあります。

4.将来の増改築の難しさ

平屋は基本的な構造が広がり型であるため、将来的な増改築が難しいことがあります。

5.外部からの視線への配慮

平屋は一般的に外からの視線が容易に入られる可能性があります。

平屋のメリット・デメッリトを踏まえ、平屋に向いている家庭


平屋は、年齢層の高い方が住みやすいというイメージもあるが、最近では若い世代の方にもメリットを感じている人も多くいます。家族とコミュニケーションをとる時間を増やしたい、とにかく家事や育児を楽にしたい、家族全員の行動時間が大体同じという方などには、平屋づくりの家を魅力的に感じるのではないでしょうか。

東屋の意味や役割について

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公園や庭園内などに、ベンチや机を囲うように設置してある屋根と柱だけの建物を「東屋」といいます。

東屋というと、見たことはあるが何のためにあるものなのか、知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は「東屋」という言葉の意味や役割について紹介していきます。

東屋の言葉の由来

東屋の言葉の由来として、都から見て東方に位置する地域で主に利用されていたことから「東屋」と呼ばれるようになったといわれています。また、東屋は別名で四阿(しあ)と呼ばれており、その「阿」には「棟」という意味を持ち、四方に屋根がふき下ろされている様子を表しています。

東屋とは屋外の小さな建物のこと

東屋の側面は柱だけで壁がないことが多く、壁があったとしても簡単な作りになっているのが一般的です。屋根の部分は藁(わら)や茅(かや)、板などが四方にふき下ろされています。東屋自体が周囲の自然や庭の風景に溶け込むように作られていることが多く、設置することで景色に優雅な趣を与える効果があります。

東屋の役割とは

東屋は、屋外での休憩や景色を眺めるためのスペースとしての役割があります。家の庭に設けることで、屋根が日差しを遮り、心地良い風を感じながらお茶や読書、バーベキューを楽しむことができます。また、庭の景色を内側から楽しむことや、家の外観をゆっくりと落ち着いて眺めることもできます。このような休憩できるスペースがあれば、自然と庭に足が向く機会が増えて、屋外活動による健康促進に繋がることも期待できます。

東屋の活用法について

東屋の活用法として、農機具や除雪機など屋外で使う大型機器の保管にも使用できます。また、東屋はおしゃれな雰囲気を演出することができるアイテムであり、庭の雰囲気や家の外観に合わせて好みのデザインを考えることができます。庭をもっとおしゃれにしたいという方は、素敵な庭づくりのアクセントの一部として、東屋を活かしてみると良いでしょう。

今回は、公園の東屋を設置させていただきました。一回事務所で組んでから、現場で組みなおしています。机やベンチも制作中です。

皆さんの小さなお困りごとや願い事を叶えることができればと思います。

ベランダとバルコニーやテラスの違いとは

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家づくりや住まい探しをしていると「ベランダ」や「バルコニー」、「テラス」という言葉をよく耳にします。何となく家の外の空間というイメージを持つ方も多いと思いますが、この3つの言葉はそれぞれ違う場所を意味しています。では、ベランダ、バルコニー、テラスの3つの違いとはどのようなものでしょうか?それぞれの特徴とその違いについて詳しく見ていきたいと思います。あわせてメリットとデメリットについてもご紹介します。

ベランダとは

建物の外に張り出した手すりつきの開口部で、真上に屋根やひさしを設けてあるスペースです。屋根があるので雨よけになり、洗濯物を干すのに適しています。マンションでは、屋根となる部分が上階のベランダになっているのが一般的です。ベランダには、非常時に突き破って隣の部屋に移動することができる薄い仕切りや、下の部屋に移動する避難用の梯子が備えつけられています。

バルコニーとは

バルコニーは、室外に張り出した屋根がない手すり付きの屋外スペースを指します。バルコニーは屋根で日差しが遮られないため、日当たりがよく開放感があるのが特徴です。最近では階下の屋根部分を利用したルーフバルコニーも人気です。

テラスとは

テラスとは、基本的に1階のリビング前などに突き出して設置されたスペースを指します。フランス語では「盛り土」を意味することから台上になっており、庭とはスペースを区切るように一段高くなっていて、リビングとつながっていることも多いです。素材はタイルやウッドデッキ、コンクリートなどが使用されています。

マンションにおいては「共用部」となる

ベランダとバルコニーは、マンションなど集合住宅においては「共用部」となります。そのため、リフォームを行う場合にも制限があり、組合などへの届け出が必要な場合もあります。

このように、それぞれ違った意味なのですが、建築基準法においては、これらの言葉は区分されていません。ただし、バルコニー等としては構造や屋根の有無、手すりの高さなどには細かな規定があり、建ぺい率や延床面積の計算などに利用されています。

ベランダのメリット・デメリット

屋根やひさしがあるベランダは、雨風をしのぎやすいのが最大のメリットです。また、太陽光を遮ってくれるのもメリットです。夏場で日差しの強い日には、室内の温度上昇を防ぐ効果も発揮します。

一方で、日差しを取り入れたい時に、屋根があるぶん採光しにくい場合も。周辺に高い建物がある環境や北向きに建てられた住宅だと、日当たりが悪く感じる場合もあるでしょう。

バルコニーとテラスのメリット・デメリット

バルコニーやテラスには屋根やひさしがなく、日差しを目一杯取り込めるのがメリットです。明るく開放感のある空間を作りたい方に適しています。バルコニーとテラスに面している部屋に明るさを確保できるほか、寒い冬場は室内を温める効果も発揮します。また、テーブルやイスを置けば、屋外のリビングのようなイメージで活用できるのが魅力です。食事やティータイム、日光浴などくつろぐ場所として使われるほか、洗濯物を干す場所としても役立ちます。バーベキューや家庭菜園、ガーデニング、子どもの遊び場としても活用可能です。

ただし、日当たりを確保できる反面、夏場は暑すぎる場合があります。バルコニーとテラスに面した部屋の温度が上昇し、エアコンの消費電力が気になるケースもあるでしょう。強い日差しが気になる場合は、日差しを遮ることができるオーニングやシェードなどを利用して対策する方法があります。また、屋外にあるためどうしても汚れやすく、気持ちよく使うためにもこまめな清掃が必要です。

プライバシー面と防犯面を意識する。

ベランダ、バルコニー、テラスは、近隣の住民や通りかかる人の視線にさらされやすい環境であり、防犯面で少し不安があります。空き巣被害において侵入経路としてよく使われます。プライバシーの確保や防犯対策として、侵入しにくい手すりやフェンスを設置すると良いでしょう。

おわりに

ベランダやバルコニー、テラスなど、家の中と外を繋ぐ空間はとても魅力的に感じますよね。マイホームを建てる時にはぜひ採用したいと思っている方も多いのではないでしょうか。それぞれ呼び方だけでなく、微妙に定義が異なることがわかりました。それぞれの特徴と注意点を知った上で、家の中と外を繋ぐ空間の設計を検討してみてくださいね。

こだわりポイント沢山のグランピング施設の全貌公開!

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兵庫県丹波市山南町にできるグランピング施設の施工に関わらせていただきました。

浴槽とトイレの棟

東屋からお風呂に!蔵を宿泊施設にとリフォームいたしました。 その全貌を公開いたします。

浴槽棟

まずは、お風呂ですが、檜の浴槽、洗面室、トイレをつくりました。

浴室は、壁に「うずくり」という焼板も使っており、とってもいい香り&高級感です。

また、山の景色が見えるようにと大きい窓もこだわりのポイントです。

洗面室は洗面台と鏡が2つあり、ゆったりと使えるようになっています。

テラスもあり、ここでのんびりするのもよさそうですね。

宿泊棟

次に、蔵の宿泊施設ですが、2つの蔵があり、それぞれ2階建てでした。

蔵の1つに、中に切り株があり、びっくりしたのも印象的です。

2階のフローリングも檜なので、こちらも良い香りがして、リラックスしていただけると思います。

また、蔵独自の重たい扉を、開閉しやすい一般的な扉にしました。

柱などの部分はそのまま使用し、綺麗にして活かしています。

あとは、家具などが入るだけ、とってもわくわくしますね。

Instagramで詳しく紹介しています。

https://www.instagram.com/miyashita_iiie/

巾木の役割と種類について

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「巾木」という言葉を聞いたことはありますか。普段生活していく中で、聞きなじみのない言葉かもしれませんが、とても重要な役割を担っているものになります。そこで今回は、巾木とはどのようなものなのか、特徴や種類についてご紹介していきたいと思います。

巾木とは

壁と床の境目に取り付ける部材のことを指します。およそ3〜10cm程度であることが多いため、普段はあまり意識しない方も多いかと思います。

家づくりでは床材と壁材を接合する際に隙間ができます。その隙間を隠して見た目やデザインをきれいにしたり、おしゃれにしたりする役割をもっているのが巾木です。地震の時には緩衝材として壁と床の間に巾木を入れることにより、衝撃を分散させ、住宅を守る役割も果たす頼もしい存在です。

陰で支える存在

掃除の際などぶつけたり、汚したりすることで壁のクロス等が駄目になってしまうことがありますが、そのような状況から守るといった役割も存在しています。クロスや壁が汚れたり、駄目になってしまったりした場合は、全体を取り替える必要が出てくるため、毎回修理するとなると大変ですよね。しかし巾木があれば、その場所だけ取り替えることができるため、費用面や手間も省くことができます。

このように巾木は地味なものかもしれませんが、住宅や建物を支える上で、複数の面で役立っています。

巾木の種類

木巾木

木巾木は、木造住宅で使われる一般的な巾木です。厚みがしっかりしており、剥がれない性質で、木の質感で豊かな自然の風合いを出せる特徴があります。木巾木の中央部分には溝があり、通常は接着剤と細い釘で固定します。この溝の目的は固定するときに釘頭を隠す(目立たない)といった役割があります。そのほかにも床材などと同じ色や材料を使うことで部屋全体に統一感をもたせることができるというメリットがあります。

ソフト巾木

ソフト巾木は、主に塩化ビニル素材で作られており、柔軟性を持つ巾木です。鉄筋造りや鉄筋コンクリートで多く用いられています。素材が柔らかく、容易に曲げられるため、施工しやすいのが特徴です。水分に強く汚れが付きづらい性質もあり、クッションフロアのトイレや洗面所などの水場で使うことにも適しています。また、柔らかさを活かして掃除機などが当たる衝撃を和らげられるのも、塩化ビニルならではの強みです。木巾木と比較して価格を低く抑えることが可能です。

オーダー家具なら大丈夫

そんな建造物にとって非常に重要な役割を担っている巾木ですが、家具の配置の際にでっぱりが邪魔をして壁にぴったり置くことができないなんてことがありますよね。オーダーメイドの家具なら、巾木用のスペースやコード類のスペースもお作りしてすっきりと見せることができます。ちょっとした暮らしの困りごと、お家の快適な暮らしに寄り添えます。ぜひご相談ください。

リフォーム相談会のお知らせ

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2024年1月28日(日)の10:00~17:00まで

京都府福知山市ショールームでリフォーム相談会を開催いたします。

ご来場ご予約いただけると、嬉しいプレゼント付き!

ぜひ、この機会にご相談ください。

新築完成見学会開催

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2024年2月2,3,4日(金、土、日)の三日間に新築の完成見学会を開催いたします。

平屋の長期優良住宅のお家です。

要予約でゆっくりと1組ずつご案内いたします。

ぜひ、お問合せ下さい。

コンセントのベストポジション

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家を建てたり、リフォームしたりする時に盲点なのがコンセントの位置!

小さなお子様が居るお家だと手が届くように少し低めにしたり、逆に、触られない様に高めにしたりと様々です。

今回のこちらのお宅は、リフォームをさせて頂いたのですが、その際コンセントを床に収納しました。

小さな穴をあけており、一見してバレにくく、自然な感じになっております。

この場所の近くにソファー家電をおいてご使用するらしく、壁からの配線だと、足を引っかけてしまい、事故につながるのを避けることができます。また、配線が見えていない方がカッコよくなりますよね。

コンセントは、標準は床から25cmくらいの高さにあることが多いそうです。

また、おすすめのコンセントがあると便利な場所もご紹介します。

コンセントのお勧めな場所

  1. ソファーの近くの壁や床
    • 使い方はそれぞれですが、充電器やライトなど、マッサージチェアなど使う時は便利ですよね。
  2. キッチンの作業スペース
    • ミキサーや卓上の電化製品を使う時にあると本当に良いですよね。
  3. 玄関にもあると◎
    • 例えばクリスマスツリーを玄関先に出したり、空気清浄機なども玄関に置くことができます。
  4. 収納スペースも掃除機のコンセント用に
    • 最近の掃除機は、コンパクトで充電式が多いので、収納スペースに置けるのはいいと思います。
  5. 実は便利はデスク上
    • パソコン作業などする場合、必須になってきますね。
  6. ダイニングテーブルの横
    • ホットプレートや、卓上のIH家電を使用する時などに便利です。
  7. ランドリースペース
    • アイロンや、サーキュレーターを使ったりする場面がある場合、便利ですよね。

 

もしも新築やリフォームを考えられるときに、コンセントの高さや場所も一緒に考えてみてはいかがでしょうか?そのご家庭によって便利な高さや場所があると思いますので、一緒に考えましょう!

断熱材の役割や種類

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寒さが厳しくなるこれからの季節、快適な住居環境を保つために欠かせないのが断熱材です。どんな種類があるか、どう選ぶか、効果的な使い方をシンプルに解説いたします。

断熱材とは

断熱材は建物の天井や壁などに入れる建築資材のことです。建物を外部の気温変化から守り、エネルギー効果を効率的にし、快適な室温を保ちながらエネルギーコストを抑え、環境に優しい建物を作ります。同時に外部からの熱侵入や室内からの熱逃げを減少させ、エネルギー効率向上と共に外からの音を遮断する効果もあり、住みやすい環境を実現します。

断熱材の種類

  • グラスウール…ガラス繊維製の柔軟な断熱材で、建物を保湿し使い勝手がいい。
  • ロックウール…岩石から作られた断熱材で、優れた保湿性と防火性を備えている。
  • 発泡ポリスチレン…軽量で保湿性があり、通常泡やボード状で使う断熱材。

他にも軽量で効果的に発泡ウレタンや、環境に優しいセルロースファイバーなど異なる特性を持ち建築や用途に応じて選ばれます。しかし、放射熱や熱橋、風、地熱などは断熱材だけでは塞ぎきれず、適切な建物設計や対策が不可欠です。

断熱材は、暖かさと快適さをもたらし、環境にもやさしい選択です。当店なら、夢の住まいを現実にするお手伝いができますよ。

土壁のメリット・デメリットについて考える

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リフォームで、古民家な場合、土壁のお家があります。

土壁のイメージは、皆さんはいかがですか?

ぽろぽろ落ちて掃除が大変そう、昔ながらのスタイルでかっこいい!など様々な感想をお持ちだと思います。 いま、土壁の良さが見直されてきています。

土壁のメリット

調湿作用

部屋内の水分や空気を吸ったり吐いたりして、呼吸する壁と言われています。シックハウス症候群や結露によるカビ対策にも効果的です。

断熱機能

熱や冷気を逃がしにくいという性質を持っています。保湿性にも優れていて、温度変化があまりないのも特徴です。

防火機能

土は、本来燃えにくいものです。高温になっても有害物質が出ないので、安全な防火構造としても認められています。

消臭作用

生活の匂いもとってくれる作用もあります。アレルギーやシックハウス症候群などの有害な物質を無害化してくれる効果も期待できます。

土壁のデメリット

施工期間が長くなる場合がある

何回も塗り重ねて、自然乾燥させて仕上げていくため工期が長くなってしまいます。

業者により出来栄えが変わる

専門的な技術が必要なので、職人さんの腕によって仕上がりが異なってきます。

ひび割れが起こる可能性がある

振動や圧力によって割れてしまったり、劣化が原因の場合もあったります。そうなってくると、塗りなおしが必要になってきます。

崩れたりカビが生えたりする

劣化してぽろぽろと剥がれ落ちてしまいます。そうなった場合は、埃っぽくなしアレルギーやシックハウス症候群が心配になってきます。また、劣化によるカビも発生してしまいますので、もしも、カビを発見した場合は、業者さん相談した方がいいと思います。

生活にあった壁を

昔ながらの技術や日本の風土にあっている土壁。漆喰をぬるなどっ現代風にも対応しています。天然素材を今一度見直してみるのもいいかもしれませんね。

(新築で土壁を使用する場合は要相談な場合があります)

うずくりって何?

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うずくり、漢字では、「浮造り」と書くそうです。

うづくりは、木の表面を何度もこすって木目を浮き上がらせる技法で、日本家屋の天井や神社、寺などに使われていたそうです。

また、床材にも適していて、凸凹とした表面になるので、夏には床と足の接地面がすくなくなり、ベタつかず、冬も冷ッとしないのが特徴です。

うづくりの凸凹の陰影や艶が高級感をもたらしてくれて、素足で歩きたい床ともよく言われているそうです。

グランピング施設の工事に、このうづくりの焼き板を使用しました。

木が好きな方にはたまらない高級な材木になります。

昔は、ハエがとまれなきくらい磨き上げろ!と言われていたとか…。

神社やお寺に行ったときなどのに「浮造り」仕上げの床や壁、天井などに注目してみてくださいね。

シンデレラフィットな家具作り

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皆さんは「シンデレラフィット」という言葉をご存知ですか?

このうえなく形がぴったり合う様を表現する言葉で、「ジャストフィット」よりもフィットしている時に用いられることが多い言い回しです。

靴箱も靴の高さも考えて作ることができる

この言葉を耳にするようになって、私の感覚としては、「ぴったりはまって気持ちいい!」という時に使用する言葉かなと思っています。

オーダーメイド家具

当店の家具はオーダーメイドになるので、フィットするのは当たり前なのですが、はやりぴったりはまるときもちいいですね。

床に沿って湾曲させて作ったドア裾

新築を建てる際や、リフォームの際、その他、ここが困っている、こんなの作れない?などお客様のニーズに応えたいと思っています。

計算された高さの踏み台

隙間収納、背面収納、手すり、踏み台、折り畳み机などなど痒いところに手が届く家具をお作りしています。 既製品よりも価格が高くなってしまいますが、その分品質は保証できます。

作り手の顔が見えるのも安心につながるなと思います。大工ならではの知恵、木の特性なども活かしてお作りしています。

母屋ってなんだろ?よく耳にする大工用語

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最近リフォームの現場で「もやの上にたる木をかけて、べニア板などを貼り断熱素材を貼る…」と説明を受けます。

と言うことで調べてみました。

母屋とかいて、「もや」と読む

これは、屋根の構造の名前の一部で、一番高い棟木(むねぎ)から下がる垂木を支える部分になります。

棟木と平行で、一番下にある軒桁(のきげた)の間にある木材のことを母屋「もや」と言うそうです。

今回こちらのリフォームでは、ガラス張りだった建物に屋根や壁を付けました。 その時に、鉄骨の母屋に気の母屋をボルトで接合して、普段の屋根の作りの通り垂木をかけて屋根を葺いていきます。

そうすると、断熱もできる屋根が完成するのです。