今回ご紹介するのは、天井の張替えです。
写真で見る玄関の天井張り替え事例
玄関先の天井、少し傷みが見られましたので張替えを行います。
一度天井を抜いて、柱を組み直し、アフターは下の写真のようになりました!
天井に現れた縞模様、杉の「源平」とは?
アフター写真では、天井に木目とともに縞模様のような風合いが出ています。
天井に張ったのは杉の板ですが、この杉が、周辺と中心部で色が変わるため、このような模様が生まれます。
木の中心の周り「芯材」をが赤っぽい色味をしていて、「赤身」と呼ばれます。
反対に木の外側「辺材」は白っぽく、「白太」と呼ばれています。
そしてこの、赤身と白太が混ざった材を「源平」というのです。
1185年の壇ノ浦の戦いで、源氏は白旗を、平氏が赤旗を掲げて戦ったという史実があります。
この史実に基づき、この赤白混じりの板を「源平」と呼ぶようになったようです。
すべて赤身の赤杉よりもリーズナブルですが、この模様と風合いが帰ってモダンな雰囲気を醸し出してくれると好評です。
大工用語は他にもたくさん!完成見学会で大工さんと話そう!!
源平は材木屋さんや大工さんの間では普通に使われる言葉ですが、一般的にはあまり知られておらず、聞くと「へぇ~!」となります。
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