新築のときはきれいなお家も、住んでいくうちに色んなところが劣化していきます。
特に不具合が起きやすいのは水回り。どうしても湿気は家の大敵ですね!
今回のリフォーム事例はこちら。
ピンクがアクセントになって可愛らしい、一見普通の洗面スペースですが…
洗濯機や洗面台を移動するとこんな感じ。壁の変色が気になるということでしたが、洗濯機の漏水から、洗濯機裏は特に大きく変色していました。
水漏れまではおこらなくても、自然と洗面スペースやランドリーパンのスペースは、湿気が溜まりやすく、カビの温床になってしまうこともあります。
洗濯機スペースの湿気・カビを防ぐ方法はどんなものがある?
洗濯機と壁の間に隙間をつくって通気性UP
壁と洗濯機の間が空いてないと、どうしても湿気がたまりやすくなってしまいます。洗濯機を置く時に、隙間ができる大きさかどうかもチェックしましょう。
洗濯スペースの換気を十分に行う
換気扇がある場合は24時間回しておいたほうが良いほど、洗濯スペースの換気は大事です。ない場合は、使わない時に脱衣スペースのドアを開けておくなど、できるだけ空気の流れを作りましょう。
洗濯機周りの物の数を見直す
ものの多いところはどうしても空気の通りが悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。思い切って、洗濯機周りの断捨離を行うのもいい方法です。
月に一度程度洗濯機置場の掃除をする
掃除をすることで、軽いうちに汚れが取れますし、水漏れなどの事態にも早めに気づくことができます。汚れを拭き取るときは消毒用エタノールがおすすめです。
壁をきれいに、クッションフロアもリフォーム
先程の事例では、水が回っていた部分の下地を張り直し、クロスとクッションフロアを新調しました。
クロスは、壁紙のこと。壁紙の世界も日進月歩で、カビがつきにくいクロスや湿気に強いクロスも登場しています。リフォームの際には検討してみてもいいですね。
クッションフロアは、クッション性に優れた床材のことで、塩化ビニール系の素材でできています。
塩化ビニール系なので水にも強く、また様々なデザインが出ているのでお気に入りのものを選べます。
施行中の風景。クロスだけでなく下地から、新しく張り替えています。
丁寧に壁紙を貼っていきます。職人の腕の見せ所です。
このように、とっても綺麗になりました!
どんなに気をつけていても、水のトラブルは起こりがち。掃除など、自分たちの力で解決できない場合は、お早めにご相談ください。