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最近良く耳にする、「長期優良住宅」ってなあに?メリットと優遇について

先日からちょこちょこお伝えしている宮下工務店の完成見学会!

こちらのお宅なのですが、「長期優良住宅」なんです!

といわれても、「長期優良住宅」…って、なんだか「よさそう」ではありますが、どういいの? どう違うの? って思いますよね。

この記事では「長期優良住宅」について詳しめに解説していきます!

長期優良住宅とは

長期優良住宅は、住んでよし、買ってよしのいろんな特典があるらしいのですが、一体どんな住宅なのでしょう。

国土交通省の定義

まずは国土交通省のホームページで調べてみました。

 長期優良住宅は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置講じられた優良な住宅です。

ということですが、まあ…「そらそうやろ」という感じで具体的なことはこれだけではちょっと不明です。

とにかく長く快適に住めそうな感じはありますね!

更に詳しく見てみると、

長期優良住宅認定制度は平成21 年6月4日より施行され、令和2年度末では新築される一戸建て住宅の約4戸に1戸は長期優良住宅の認定を取得しているとのこと。

それでは、一体どうしたら「長期優良住宅」の認定を受けられるのでしょうか。

長期優良住宅の認定条件は結構厳しい!

では、どんな基準で「長期優良住宅」は認定されるのでしょうか。

2022年時点での認定制度の概要をまとめるとこんな感じです。

  • 数世代にわたり住宅が保たれるよう「劣化対策」を行うこと。
  • 地震のときに安全な「耐震性」を保証すること。
  • 断熱性能などを上げて、省エネルギー性を確保すること。
  • 家本体よりも劣化しやすい水回りの配管などについて、点検や清掃、補修や更新が行いやすいように配慮すること
  • 住んでいる方の体やライフスタイルの変化に合わせて、間取りが変更しやすくなっていること
  • 特に共同住宅等で、高齢者などに配慮したバリアフリー性があること
  • 周りの景観を損なわず、環境の維持向上に配慮していること
  • 必要な住戸面積があること(一戸建ての場合75平方メートル以上)
  • 雨漏りや給排水など、定期的な点検・補習などに関する計画を策定すること
  • 災害発生のリスクについては、地域に合わせて配慮すること

劣化しにくいつくりにするのはもちろん、なにか不具合が起きたときにすぐ対応ができること、改修などをやりやすくすることなども条件に入っています。

住んでいると古くなったり不具合が出るのは仕方のないところでもありますね。

でも、こんな基準があれば、ちょっとした不具合や、大きな災害などがあっても安心できそうです。

 

長期優良住宅のメリットは、住心地だけでなくお金の面でも…

住心地が良くて、安心できるのはわかったけど、

「でもお高いんでしょ?」という声が聞こえてきそうです。

実は長期優良住宅は、お金の面でも嬉しいメリットが。

例えば、

  • 地域の中小工務店等が整備する木造の長期優良住宅について、補助金を受けることができます。

ということなので、補助金の分だけお得に建ててもらえます!

また、

  • 住宅ローンの金利引き下げを行うことができる

というのも長期的に見て嬉しいポイントです。

他にも、
所得税の住宅ローン減税の限度額が引き上げられたり、

所得税の投資型減税として控除額が増えたり

その他不動産所得税や固定資産税など税金面でも軽減されることが多く、

さらに日本に住んでるとやっぱり気になる地震保険料についても割引がきいたりします。

家はやっぱり大きなお買い物なので、長期的な支出についても目を向けて後悔しないよう計画したいところですね。

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