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雨だと平気なのに、雪だと雨漏り!?天井補修事例

丹波市の宮下工務店は、お住まいのお困りごとからお店、公共施設の補修も行います。

今回はこちらの天井補修。

この天井の模様、(さらに時計)見覚えありませんか…??
そう、こちらは学校からの雨漏り補修のご依頼でした。

雪のときだけ雨漏りしてしまう理由

実はこちらの学校では、普段は全く雨漏りの被害を感じていませんでした。
ですが、1月~2月の豪雪があり、初めて「漏ってくる」と自覚されたとのこと。

通常の雨なら、屋根にかかってもさっと流れてしまいますが、雪は長く屋根の上に残ります。
それがじっくりと解け続けて、ついに染みてきていまいました。

普段の雨だと気づきにくい雨漏りも、
雪がなかなか解けずに屋根にあることで
染みてきてしまい、雨漏りに気付くという事例です。

じゃあ雨なら大丈夫なのか? ということですが、この状態を放置しておくと悪化し、普通の雨でも雨漏りがしてしまうので、ある意味雪で気づけたのは「早期発見」ともいえますね。

学校の天井ってなんでこの模様が多いの?

「私が通っていた学校もこの天井の模様だった」
「見たことある!」っていう人も多いかもしれません。
学校の天井は、なぜこの模様が多いのでしょう。

この模様の名前は「トラバーチン模様」といいます。

トラバーチン模様は、西洋の建築の代表的なものである大理石の模様を天井材に再現したものなのだとか。

程よく高級感も出て、材料費は安く、さらにネジや釘の跡が目立ちにくいというメリットもあります。
さらに、この空いている穴の部分が音の反響を吸収し、先生が話している声が届きやすくなるという効果もあるのだとか。

2022年、8月に「チコちゃんに叱られる」でも話題になりましたね。

汚れや傷が目立ちにくいトラバーチン模様でも、流石に雨漏りには叶いませんでした。

雨なら大丈夫だけど、雪だと怪しい。そんな箇所を見つけましたら、お気軽にご連絡ください。