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土壁のメリット・デメリットについて考える

リフォームで、古民家な場合、土壁のお家があります。

土壁のイメージは、皆さんはいかがですか?

ぽろぽろ落ちて掃除が大変そう、昔ながらのスタイルでかっこいい!など様々な感想をお持ちだと思います。 いま、土壁の良さが見直されてきています。

土壁のメリット

調湿作用

部屋内の水分や空気を吸ったり吐いたりして、呼吸する壁と言われています。シックハウス症候群や結露によるカビ対策にも効果的です。

断熱機能

熱や冷気を逃がしにくいという性質を持っています。保湿性にも優れていて、温度変化があまりないのも特徴です。

防火機能

土は、本来燃えにくいものです。高温になっても有害物質が出ないので、安全な防火構造としても認められています。

消臭作用

生活の匂いもとってくれる作用もあります。アレルギーやシックハウス症候群などの有害な物質を無害化してくれる効果も期待できます。

土壁のデメリット

施工期間が長くなる場合がある

何回も塗り重ねて、自然乾燥させて仕上げていくため工期が長くなってしまいます。

業者により出来栄えが変わる

専門的な技術が必要なので、職人さんの腕によって仕上がりが異なってきます。

ひび割れが起こる可能性がある

振動や圧力によって割れてしまったり、劣化が原因の場合もあったります。そうなってくると、塗りなおしが必要になってきます。

崩れたりカビが生えたりする

劣化してぽろぽろと剥がれ落ちてしまいます。そうなった場合は、埃っぽくなしアレルギーやシックハウス症候群が心配になってきます。また、劣化によるカビも発生してしまいますので、もしも、カビを発見した場合は、業者さん相談した方がいいと思います。

生活にあった壁を

昔ながらの技術や日本の風土にあっている土壁。漆喰をぬるなどっ現代風にも対応しています。天然素材を今一度見直してみるのもいいかもしれませんね。

(新築で土壁を使用する場合は要相談な場合があります)